ブログのコンセプト自体をまるごと真似されてしまう件とか
「林檎はいかがですか?」というMac好きなら誰でも知ってる有名ブログがあります。そこがURLもサイト名も変えてリニューアルすることになったのですが、その理由がなんとも難しい問題だったりするわけです。
●お久しぶりです, そして重大なお知らせ!(告知)
●えっと、なんとコメントしていいやら(理由)
よく似た名前、よく似たキャッチコピー、よく似たコンテンツ、というサイトが出現したわけですね。パクりととらえる事も出来るかもしれません。少なくともパロディではないですね。
「その日暮らしの手帖」さんの林檎はいかが?というエントリーに、詳細分析と推理、考察があります。これは一読の価値ありです。
さて、僕もPodStyle.TVなるサイトを開設してみたものの、Pod TVとかiPod Styleなるものの存在を知って、まあ人の考え得る名前なんてのは大方似たり寄ったりなものだな、と思っている次第です。それならそれで、うちのサイトの独自性やアイデンティティを濃く出して行かねばならんな、とポジティブな方向に行くべきかと思います。
ところが今回の「林檎はいかがですか?」の件のように、はなから真似するつもりで作ったように見える場合は問題の質が変わってきますね。真似された方は不快かもしれませんが、真似してる方は最初から真似するつもりなので痛くも痒くもないであろうという、なんともやりきれないものです。
例えば、ネタフルをパクったネタフリというブログが明日にでも出現してもおかしくはないのですが、もしそういった目に遭った場合は、どのように対処すれば良いんでしょうね?
ところで、サイト自体を真似るのはNGだとしても、ネタの収集元を真似て書くのは有りになっているような感じがします。こうも同じネタ元の情報を扱うブログが多い現状を見ていると、壮大な伝言ゲームを日々繰り返してるようにも映ります。
そして、本来は五次情報、六次情報かもしれない伝言ゲームの末端にいる者でも、元をたどって二次情報として書くことができる、なんとも面白い現象です。何次情報を受け取ってもオリジナルに辿り着くのが容易な点がウェブの特性ですね。列車の最後尾から先頭車両にわずか一歩で移れるわけです。あ、つまり二両編成の列車なのか(笑)
余談ですが、そんな理由から現在、当サイトのトップページのtitleタグに「ブロガーなんて結局エピゴーネン!」という風に皮肉を書いていたりします。
【関連リンク】
podの付いたTVドメイン、FMドメイン、まだまだ空いてます
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2005年11月14日 22:42
» 今年はブログのコンセプトパクリがくるよ from [B面]犬にかぶらせろ!
僕は大学で会社法とかのゼミに所属していたんですが、会社法のゼミで習った唯一の知識というのは、千代田区で会社を興すのがいかに難しいかということ。 例えば輸入雑貨… [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年11月15日 08:11