西側諸国も再度、月への有人飛行を試みるべきだ
僕らが生まれてくるずっとずっと前にはもうアポロ11号は月に行ったっていうのに、「2017年から月への有人飛行」――中国の宇宙計画なんていうニュースが出て来てびっくりです。
戦闘機のドッグファイトにしろ宇宙探査にしろ、最近は危険を冒してまで有人でやっちゃうことはなくて、リモートコントロール技術のほうをなんとかしちゃった方が肉体的制約(耐Gとか)からも解かれて良いという方向になっちゃってると思うんですが、そんななかで中国だけは独自に神舟という有人宇宙船計画で本気汁のスタートレックをやっちゃってるわけです。
いまだに日本単独では有人宇宙飛行できてないので、中国のロケット技術のほうがスゴイと思ってしまいがちですけども、探査機「はやぶさ」を小惑星イトカワに着陸させるというのも、なかなかスゴイ技術力だったりしますよ。
有人飛行というのは単にトランスポートであって、資源開発目的だと無人機のほうが理にかなってますよね。いつ死ぬか分からない月とか火星とかで鉱夫をやりたい人なんていないでしょうから。そんなのルラペンテです。
で、宇宙開発も面白いけど、海洋探査も実はぜんぜん進んでなくて、海にも分からないことだらけなのです。資源開発という面だけ見れば、大金かけて宇宙に行くよりも海に潜ってるほうがまだ実入りはあるわけです。
しかしまあ、中国が月を目指すとなると、そんなに余裕もって見てもいられなくて、やはり西側諸国ももう一度月面に人類を着陸させなければなりませんね(あえて「西側」という呼称を蒸し返してる意味は深読みし過ぎて汲み取ってくれたまへ)。
月には、地球には少ないレアメタルなど鉱物資源が豊富にあります。いわゆるルナ・チタニウム等ですね。
純度の高い月のチタニウム、すなわちガンダリウム!!
二足歩行ロボットにガンダリウム装甲を着せるのは日本以外にありえないです。チタン製の先行者なんて、させるか!!
ちなみにアメリカは2015年までに有人月飛行再開の計画をたてています。ま、アメリカに覇権を奪われるほうがまだましですが、やっぱり日本も独自に月へ到達して欲しいものです。
僕らのガンダムのために。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2005年12月16日 16:50