PSP「脳力トレーナー」で判明、デザイナーはランダムな数値に強い?
以前、PSPソフトの脳力トレーナー ポータブルについて書きましたが、自分でこれをやっていて、突出して好成績をおさめるジャンルがありました。
ランダムに出て来た数値を記憶するのと、反射的に計算問題を解いていくものです。
なぜこのジャンルの問題に強いのか、普段の自分を振り返ってみると、まさにそういった作業の繰り返しなのですね。
現在、主業務としてウェブデザインやモーショングラフィックスをやっていまして、Photoshop、Illustrator、Flash、AfterEffectsといったツールを使っています。あと音が必要な場合にはLogic Proも使いますね。
ウェブサイトにしろ映像にしろ、制作するにはまず画面サイズからして数値で決めていくことになります。必要ならサイズを変更しますし、その縦横比率も換算しつつの作業だったりしますから、仕事のスタート時点で数値の記憶と計算だらけですね。
で、作業中もやたら数値が沢山出て来るわけです。FlashもAfterEffectsも座標やら拡大率やらフレーム番号やら、数値の応酬ですね。座標なんて最低でもXとYの二つがセットですから、これをいくつものオブジェクトにまたがて記憶しつつの作業になってくることはざらにあります。
カラーに関しても全て数値ですよね。HTMLの16進数表記はまだ簡単なほうで、CMYKになるとC=15、M=32、Y=184、K=62なんて具合のを覚えつつ作業してたりします。
映像だとフレームレートと尺から総フレーム数を出すなんていう計算も多々ありますから、四則演算を使いまくりですね。打ち込み音楽をやるにしても、小節と音符の関係なんて割り算そのものでして、それに加えてシーケンサの分解能によっちゃえらく細かい数値まで覚えなくてはいけないこと多々です。
もちろん覚え切れないものはメモっておきますけども、メモに時間をとられるよりは脳みそに仕舞っておくほうが引き出すのも速いので、記憶しておくというのは重要になってきます。
これ、電話番号みたいにうまく語呂合わせできる場合が少ないので、結果的にランダムな数値の羅列を記憶するという面が鍛えられていくのでしょうね。
他の職業の場合は、どのジャンルが良い成績になるんでしょうね?ぜひ「脳力トレーナー」で試して頂きたいと思います。普段使ってない脳の部位を刺激するためにも、自分の偏りを知っておくのは良いことですよね。
脳力トレーナー ポータブル
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2005年12月19日 12:17