ドコモのバーチャルヒューマノイドが面白そう
機動警察パトレイバーがそれまでのロボットアニメと決定的に違っていたのは、ソフトウェアの存在を意識させた点だと思っています。
現在、各社がしのぎを削る二足歩行ロボットなども、ハードウェアの規格や仕様が落ち着いてくれば、ソフトウェアでの勝負になってくるのでしょうね。
ITmedia +D モバイル:ロボットが、話す相手に変身──ドコモのバーチャルヒューマノイド
人の体を模した緑色の人形が置かれている。この人形が、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を通してみると、リアルな3Dの女性に変身。握手したり、肩に触れたりしながらコミュニケーションを行える。実際に触っているのは人形なのだが、HMD越しに見ると視覚の効果で女性に触っているような気分になる
これの面白いところは、ハードウェアとしてのロボットの機能はそこそこに、ソフトウェア寄りのロボットという特色が出ているところですね。
僕はパソコンでDTVとかDTMとかやるようになって一番感じている利点っていうのは、ハードウェアの買い足しをせずに機能面のバージョンアップが容易にできる、ということになると思います。
映画「マトリックス」に出て来たジャンプや格闘技のプログラムもそうなんですけども、それを新たにインストールすることで拡張していけるってのは良いことですね。
ずっと昔からコンピュータに慣れ親しんでる人には、そういうことは当たり前のことかもしれないですけど、色んな機材の買い足しでしか映像や音楽の表現が拡張できなかった事を思うと、ほんとにパソコンでの制作環境というのはスゴイものです。
近い将来的にはホビー用ロボットの標準規格なんかも出て来るでしょうから、そしたらやっぱりジャンプ・プログラムとか格闘技プログラムみたいなのも販売されるようになるかもしれないですね。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2005年12月23日 20:10