All aboutで、ツッコミ基礎講座やってる
東京で暮らすようになって一番驚いたのが、東京では誰も突っ込まなくても物事が淡々と進んでいくことですね。非常に恐ろしいことです。せっかくボケても素通りされたり苦笑いされたり、しばらくはそのペースに馴れるまで苦労しました。
相手がボケたらツッコむ。これ基本ですよ。ツッコミがないと「笑い」が完結しないというか、ゴハンにかけずにレトルトカレーだけ食ってしまったような中途半端な感じですよね。
で、All aboutに、ツッコミ基礎講座というのがありました。
ツッコミ基礎講座1 ツッコミの心・技・体 — [お笑い]All About
あらゆる会話の中で人は往々にして「ボケ」「ツッコミ」「天然」のうちどれかのキャラクターで会話をしている
もうね、この言葉に全てが集約されてますね。「その場」において自分がどの役目なのかちゃんと判断しないと、相手のボケを受け止めきれずに生殺しにしてしまいますよね。「ボケ」の立場の人は「ボケ」を自覚して仕掛けてきますけども、そのとき「ツッコミ」として受けて立てるかどうかが重要です。これ、自分が「ツッコミ」の役回りだと気付かずに過ぎてしまったら、「天然」と同様に無自覚な人になってしまいますよね。
東京では「天然」をいじることに長けてる人が多いのですけど、「ボケ」や「ツッコミ」という技術職にはあまり目を向けてないようです。まったく嘆かわしいことです。
あまりツッコまれることも馴れてない人が多いので、強くいきすぎると何も返って来ない、打っても響かない状態になったりするのがまた厄介です。東京の人は大阪へ最低でも1年ほど研修へ行くべきだと思います。これ、都の条例で義務化すべきです。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2005年12月28日 22:42