米国抜きで京都議定書発効
昨日、地球温暖化を防ぐための京都議定書が、米国離脱のまま発効した。
この件については、「【解説】 京都議定書とアメリカ 〜844D〜」というページに詳しい解説がある。
説得を続ければ続けるほど、アメリカは国際社会において孤立を深めていくことになる。 すなわち、これ以上の説得は、アメリカがさらなる帝国主義へと進むきっかけをすら与えてしまいかねない、大きな危険をともなう行為である
全世界の二酸化炭素排出量のうちの実に4分の1(25%)がアメリカによるものであるから、アメリカが対策に腰を上げない状況で地球温暖化問題を根本的に解決することは不可能
そもそも、アメリカが議定書からの離脱を決めたのは産業を重視したためである
かなり強いバイアスのかかってるコラムのようにも感じるが、こうした向きは他でも見られる。「アメリカの原子力発電と地球温暖化」
アメリカは、ヨーロッパが主導し「京都」の名を冠することで日本を巻き込んで締結され、アメリカに協力を迫るかたちの京都議定書をいったん拒否し、その後アメリカ主導で自国があまり損しない新しい温暖化対策計画を模索するつもりなのではないか、とも考えられる
温暖化対策の問題は置いとくとして、アメリカのこういった姿勢が非常に気に入らない。北朝鮮のことを兎や角言える立場ではない。むしろ北朝鮮の方がましではないかとも思えるほどだ。あえて今さら宣言しないだけで、アメリカは最大の核保有国であるし、東京に向けて核ミサイルを撃ち込めるという点では北朝鮮と同じ。
たとえ大統領がジョギング中でも食事中でも、常に核の発射ボタンが側にあるという点では、むしろずっとずっと危険なのはアメリカの方だ。つまり、お楽しみの最中でも鬼畜大殺戮を実行し得るわけで、これは狂気の沙汰だと思ってる。
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投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2005年2月17日 07:52
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トラックバック時刻: 2005年2月17日 21:02