驚愕!クラゲはプランクトンに分類されるのだ
プランクトンとは生活形態であって、系統的分類でもサイズ的な分類でもないのだった
「プランクトン」をgoo辞書(国語辞典)にて引いてみたところ、以下のように出た。
プランクトン [plankton] 水生生物の生活型による分類の一。水中や水面に浮遊して水の動きのままに生活しているもの。ケイ藻などの植物プランクトンとミジンコのような動物プランクトンとがあり、大きさはミクロン単位のものからクラゲのようなものまである。魚などの餌として重要。また、赤潮をおこす原因ともなる。ネクトン・ベントスに対する語。浮遊生物
クラゲもプランクトンなのか!?
驚きのあまり、ググってみたら以下のようなページを見つけた。
プランクトンとは何か?
「プランクトン(plankton)」という言葉を辞書で引くと,「浮遊生物。遊泳能力がないか,あっても弱いため,水中で浮遊生活をする生物。」といった説明がなされている。おそらくどの辞書,辞典,事典をみても似たような説明が書かれていると思う。ここで注目すべきことは,大きさは関係ないということである。たとえ巨大な生物でも,水中をプカプカ漂ってさえいればプランクトンである。したがって,傘の直径1m以上で体重百kg以上のエチゼンクラゲは「プランクトン」ということになる。逆に,小さくても,水中をプカプカ漂っていなければプランクトンではない。
という始まりながら、以下のように締めてある。
プランクトンは,もはや浮遊生物という意味よりも,水生の顕微鏡生物という意味で使われることのほうがはるかに多い。 少なくとも,辞書等では,「プランクトン」の記述を次のようにすべきと私は考える。
1.浮遊生物。
2.顕微鏡を使わないとよく見えない,自由生活をする水生生物の総称。
そして,次の一文を付け加えるべきであろうと考える。
一般には2の意味で使われることが多い。
だよね。一般的には顕微鏡で見る小さな水中生物だという認識だよね。プランクトンという言葉が、動植物の分類ではなくて、単に生活形態を指していたとは、誰も思わないものね。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2005年2月27日 20:33