DRMとソーシャルソフトウェアとiPod動画対応という妄想
疲れ過ぎて右目の眼球が痙攣しているダイスケです。
さて、ソーシャルネットワーキング.JPに面白記事が二連発されてました。
●Flickrの映像版は、誰が握るか
●DRMとソーシャルソフトウェア
別々にとらえても良いんですけども、この2つはセットで考えるのが妥当でしょうね。
一昨日、アップルストア銀座にて行われた作品上映&トークショーに、スキージャンプペアの真島さんらとご一緒させて頂いたんですけども、そこで僕は
「ジョブズがしないと公言していても、iPodの動画対応は避けては通れないはずで、いずれ映像のポッドキャスティングが本格化するのでは?」
という事をちらっと語りました。
最初はiPod Photoのように、自分のカメラからの映像に対応する形になるかもしれません。しかし、動画プレーヤーの機能を備えてしまえば、それだけで済むはずはないと思っています。
現状の容量では、長編映画の収録には向かないとは思います。かといってショートムービーの類いがどれほど訴求力があるものか、という疑問もあります(個人的には活性化してもらいたいですが…)。
しかし、別のところに目を向ければ、いくらでも配信できるコンテンツは存在していると思います。僕が最も注目したいのは、テレビ番組内のセグメントです。
例えば、最近話題のサイト「ファイルマン」では、懐かしいテレビの映像から、つい先ほど放送したものまで、視聴者が放送内で面白かったセグメントのみチョイスしてアップロードしているのです。録画デッキのCMカット機能など比になりません。番組中の余計な部分はすべて省いて、本当の意味でのコンテンツ部分だけを見せているのです。
視聴者が求めているのは、企業広告やタレントの無駄な喋り等ではなく、そういったものなのでは?テレビは見ないがネットは使うという層が現れるのも不思議ではありません。http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2004/10/post_2.html
また、ネット上に流れる面白い動画を集めたDVD付きムックが、コンビニなどで販売されているのを見かけます。その収録動画のなかには、恐らく無許可収録であると思われる「トリビアの泉」等、日本のテレビ番組の内容も、「ネット上で流れている動画」として収録されている事があります。
つまりテレビ番組は、スポンサー広告も版権も無視された状態で、ネットで配信されているということです。こういったイリーガルなファイルを野放しにしておく状態がいつまでも続くとも思えません。
さて、現在もっとも普及し、もっともユーザーに受け入れられているDRMは、恐らくiTunes Music StoreからiPodへのファイル転送ではないでしょうか。これと同じ事をテレビ番組の各セグメントで行うというのは大いにアリだと思います。部分的なビデオ・オン・デマンドとも言えます。有料課金でも良いし、広告付きでも面白いのでは?
家のパソコンで見る、ということでも良いのですが、ケータイで現在行われているように、自分の所有している動画や画像を友人らと見せ合うということで、口コミ的な広がりも期待できます。
また、RSSやソーシャルソフトウェアとの連携で、昨今のマスメディアのパワー不足を充分補えるものにも発展しそうです。
というところで大変眠くなってきたので、何もまとめずに中途半端な状態で終わってしまいます、すみません。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2005年4月11日 06:00
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