ソーシャルブックマークってトリビアの泉なのだ
ソーシャルブックマークサイトを眺めていて「へぇ〜」と連呼している自分を認識、結局ソーシャルブックマークってトリビアなのだと思いました。そう考えると、トリビアのキャプチャ動画が次々にネットにアップロードされるというのも納得のいく話です。ブックマークの公開・共有が「へぇ〜」の代わりになっている方も多いかもしれません。
SNSにおいても同じかもしれないですね。最近はマイミクとの交流よりも、情報収集目的でmixiにログインする機会が多い、という声も聞こえてきます。僕もそういう使い方が濃くなってきました。コミュニティでのレスポンスは巨大掲示板群に迫り、ミクシィ日記はパブリックジャーナリズムそのものです。
自動車は足、電話は耳という風に、道具が身体の延長だとするなら、コンピュータは脳の延長だと思います。脳の延長にあるものがネットワークで結びつけば、知識欲が旺盛になってしまうのも当然といえるでしょうね。
しかし、目的もなく無差別に知識だけを貪るというのもつまらない事です。だったら書を捨てよ町へ出ようと言いたいです。
得た知識を活かす何かがあればもっと面白くなると思うんですけどね。ソーシャルブックマークの先に、そういう仕組を作れないものでしょうか。雑学というのはどこで活きてくるか分からないので、得たそばから利用するという場面も少なく、脳内の引き出し奥深くにしまわれがちです。アウトプットする分かりやすい場を設置することで、一段と面白くなると思います。
それにしても、かれこれ2〜3年前の時点で、既に雑学という分野に目をつけていたテレビ屋の企画力はなかなかですね。腐っても鯛です。どちらかというとWEBの方はエンタメ向きの頭の人いないですからね。テレビ屋の企画力を借りれば、すごいWEBサービスが出来そうな気がするんですけどね。
とはいえ、トリビアに投稿されるネタは、インターネットあってのものでもありますけどね(笑)
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2005年4月16日 06:55