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「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」を観て来たよ

劇場版Zガンダム観て来た感想を淡々と書くよ

やっぱりZ世代なので、「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」を観て来ました。以下ネタバレ有り

オープニング、なぜか土星です。Gacktのテーマ曲。そしてナレーション。ここは、どう考えても木星の方が良かったんではないかと。

最近とても思う事なんですけども、オープニングムービーみたいなものに関してはアニメ屋の映像感覚は鈍いですよね。ウェブ屋というかFLASHやる人なんかの感覚とは雲泥の差があって、その辺がかなりツライです。これまで通りの演出の中にCGを取り込むんじゃなくて、CGだからこそ出来る新しい事をやったほうが良いんじゃないかな。コンピュータは絵筆の代替ではないですから。

さて、のっけから雰囲気作りに大失敗な感じです。第一話「黒いガンダム」の導入部である、リックディアスがグリプスに潜入するあの緊張感が薄い。あそこでグッと世界観に引き込むはずなのに、アッという間にガンダム奪取に成功。そして一気にカミーユ両親死亡、エマすぐにエゥーゴ入り、いつの間にかガンダムがトリコロールに。ブライトさんTV版よりもあっさりと艦長に就任。

で、ライラ大尉のシャワーシーンが無くて勃起率50%ダウン。「いい男になってくれればもたれかかって酒が飲める」の名台詞も無いままガルバルディ簡単に撃墜。んじゃライラなんか出さなくてもいいじゃんという印象。

月に行かないまま大気圏突入なのでウォンさんの「修正」もない。カクリコンが2回目の登場で早くも撃墜、なのにアメリアとか言われてもなぁ… んで、ジャブロー行ってこれまたアッという間にアウドムラで脱出。今回レコアさんの辱め発言が無くて勃起率さらに20%ダウン。リックディアスもいつのまにか赤色に。

それで、アムロのくだりはひたすら眠い。ふぬけた感じが薄いので、一念発起した感じも薄い。いま見るとあの頃のアムロは、ビリージーンの頃のマイケルジャクソン体型だ。

ここまでは、TVのカット使い回しがかなり多い。カットの間が凄い短くて、音楽的なテンポでしかとらえてないなという印象。観ているこちら側の感情を入れる隙がまるで無いまま、淡々と出来事だけが重ねられていく。父を亡くしたカミーユの挙動と、ライラに言ったジェリドの台詞「ありがとう」が妙なタイミングすぎてツボにはまる、腹抱えて大爆笑。

こんなおかしな事になるんなら、全部新作シナリオ&新作カットにしちゃえばいいのに、と思った。

さてさて、その後のアウドムラを襲うギャプランと、マークII、百式との空中戦からはほぼ全部新しく描かれたもの。ロザミア撤退後、ブランのアッシマーがやって来てまた空中戦、そしてアムロとシャアの再会まではかなり見応えアリ。この最後あたりのシーンがものすごく良く出来てるだけに、前半のダイジェストぶりがすごく惜しい。

んで再会シーンで本編終了。Gacktの曲が流れて、次回の予告が入っておしまい。マヂで「次回」なんていうテロップが入ってるあたりが笑えます。

印象に残った点としては、シャアの主人公度合いが非常に高くなっている点ですかね。ガンダムMkIIがガンダムの後継機であるとかいう点はわりとどうでも良かったり、ガンダム自体の存在もどうでも良いような気も(笑)

TV版と絵が同じでも、台詞が多々代わってるところが多いので、昨今のDVDや再放送などで見たばかりの人にとっては、かなりの違和感を含んでるものだと思います。

あれ?そういえばGMクウェルが出るという噂があったけど、出てたかな?

客層的には30代ヲタ中心に、40代後半の方もいましたし、子供達もかなりいました。でも、子供達の会話を聞いていると、やはりTV版でのゼータガンダムではなくて、彼らにとってはゲームのメカでしかないのだなという感じがしました。


投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2005年5月31日 03:25

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