ブラインド・カメラを場所をキーにして考えてみる
▼レンズのないブラインド・カメラをライフスライス的に考えてみる:[mi]みたいもん!
ブラインド・カメラについてはもう少し洗練の余地があるので触れずにスルーしようと思ってたんですが、いしたにさんが書いちゃったんじゃしょーがない。ということで僕も考えました(ていうか妄想)。
本家ブラインド・カメラは「現在」という時間の共有だったのですが、僕は場所の共有の方が面白いと思ったんですよね。その場所の「過去」が撮れるカメラというか。
よく知らない世界との同時性よりも、いま目の前にある場所が液晶画面に表示されたほうが、カメラとしてはより自然な動作だと思いましたし。
1. 皆がケータイからGPS情報付きで写真投稿
2. GPS情報をもとに地図データベース的なものに配置
3. 僕は散歩中などにブラインド・カメラのシャッターを押す
4. すると過去にその場で撮影された様々な写真が呼び出される
というものです。
例えばデートスポットでシャッターボタンを押せば、他のカップルが何してたか、何を見てたか分かるとか。
レストランなら、以前の客がどんな相手と同席していたか、何を食べていたのか等。もし料理の写真に喚起されての追加注文があれば、写真投稿者にもチャリンチャリンしてくれる仕組みだといいね(笑)
もしラブホテルなんかでシャッター切ると・・・ふふ(笑)
でもこの過去カメラの一番良いところは、自分自身の想い出も現在の時間に甦るという点ですね。
喪服の未亡人(知世さん似)が、夫との想い出の場所でシャッターを切ると、亡くなった夫の姿が液晶に浮かび上がる。しばらく眺め、そして涙がこぼれそうになった瞬間、彼女は虚空に目線をやり微笑む。
なんての良くない? 僕はそういうのシチュエーション萌えしちゃうね。
そこまで突飛でなくとも、母校を撮影したら好きだったあの子が写ってたとか、昔の自分が写ってたとか、そういうの素敵だよね。
というわけで誰か作って!
それにしても今日は冴えてるな。切羽詰まってるせいか?(泣)
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2006年10月10日 07:21