パソコンはインプットが得意だからサイバー世界が広がる
昔から郵便物を出すのが苦手です。
一通出すのに一日仕事になります。効率悪すぎ。
最高だね小鳥ピヨピヨ、言いたいこと全て代弁してくれた。
▼郵便物を出すのが苦手な言い訳:小鳥ピヨピヨ(a cheeping little bird)
ネットがここまで浸透したその理由として、
「ネットが普及すれば郵便物を出さなくて済むようになるから」
と多くの人が思っているというのもあるんじゃないかって
プリントアウトが苦手な件も含めて全面的にアグリーですね。
常々思うのですが、コンピュータというのは基本的にインプットしか出来ないものなんですよね。
初めてデジタル to デジタルでのアウトプットを経験したのは、ラディウスがMoto DVというデジタルビデオカメラのFireWireインターフェースカードを発売したときですね。CD-Rで音楽CDなんか作ったのも同時期かな?
多分そのふたつが原体験で、後にも先にもそれっきりではないかな?DVD-Rでビデオ焼くのはCD-Rの延長みたいなもんだし。ポッドキャストをiPodに入れるのはまた別物だしね。
ほかは、印刷などのような「アナログ」という形でアウトプットされますよね。それって全くの別物に変わってんじゃん。ねえ?
ブログ書くときにパブリッシュというボタンを押してるからこれはアウトプットなんじゃないか?というのは、じつは仮想現実へのインプットであって現実へは何も排出しないわけです。
アウトプットしている喜びを味わいながら、じつはひたすらインターネットという仮想現実世界にインプット作業をしているわけですな。
あちら側だかこちら側だか忘れたけど、仮想空間に現実を投影するためにせっせと働かされているんですね。
これではGoogleの思うつぼ。
Googleだけでなく、すべてのWeb 2.0サービスのために無償奉仕しているようなもの。
10年前と比べて何が決定的に違うかと言えば、ウェブに流通する情報量。我々はせっせと仮想世界のなかに自分を移築している途中なんです。
ネットを徘徊していて特定のあるサイトを見ると無性に射精したくなるのは、現実的なアウトプットへの揺り戻しなんでしょうな(謎)
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2006年10月19日 01:29