Webサイトのメニュー位置なんて全然重要じゃない
メニュー位置は左右どちらが良いか?という考察。
▼第26回 どこにメニューをおくべきか,どこが画面の一等地か:ITpro
もし「リンクはトップページに貼ってください」派なら、少しは真剣に考えたほうがいいですね。
でも、パーマリンクとSEOの関係が始まった時点で、こういう命題は無効化してるのだと思います。それに加えてRSSフィードを吐くことやソーシャルブックマーク等が拍車をかけてます。
いまやWebブラウザのツールバーからGoogleなどで検索が出来て、RSSリーダーで日々の情報を取得している時代ですよ。
そもそも、個々のサイトごとに違うインターフェースが用意されている時点でもはや混乱のもと。ユーザー的視点でもっともアクセシブルなのは、サイトのメニューボタンよりもGoogleツールバーでありブックマークバーでは?
場合によっちゃメニューをたどって目的にたどり着くよりも、ググったりホッテントリ検索した方が格段に早いということです。
作り手が勝手な思い込みで用意したメニューボタンで、同一サイト内をぐるぐる回ってくれるなんて期待するほうがどうかしてる。そんなのは申し訳程度のものです。
試しにアクセスログを見てみるといいんじゃないでしょうか。訪問者がどういう風にサイト内を閲覧しているのか。Googleからやって来て2〜3ページ見ておしまい。その時点でRSSリーダーに登録してくれてなきゃ本当におしまい。という感じでは?
情報のストックを理路整然と見せるのはメニューではなくGoogleかテクノラティに任せれば良いし、それよりもフローだと思うんですよ。フローするくらい情報を発信し続ける。本題から逸れてるようにも思えますがそこが重要。
あとはRSSリーダーや はてなブックマークなどに登録しやすいようにSMO(ソーシャルメディア最適化)を怠らないことが重要なんではないでしょうか。
まとめ:
- 日々コンテンツを充実させる
- サイトマップをGoogleに登録
- RSSフィードを吐き出す
- SMOもちゃんとやる
これやっとけばメニュー位置なんてどこでもいいです。
強いて言えば、必要な箇所に必要なリンクを張っておく。それが結果としてメニュー的なものになるならそれもまた有りです。
※鵜呑みにしないこと
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投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2006年10月26日 03:54