2007年は匿名サービス復興の年
行き過ぎた実名登録ネットサービスの反動で、来年はきっと匿名化が進むに違いない
今年は、mixi日記で仕事の愚痴などを大っぴらに書いて炎上するという事件が多発しました。
屋台で一杯やりながら同僚・上司・友人などに愚痴るという絵面は昔のドラマでしか見たことないですし、かわりにネット上に秘密や不満をぶちまけるという行為はこれからも減らないんじゃないでしょうか。
SNSなど少々やりすぎの感がある実名登録制サービスは失速し、2007年はまた匿名のサービスが多く登場するのではないかと感じています。
加えてパーマリンク不要論が勃発。2006年に台頭してきた「リンクはトップページに」派を、ネットコミュニティ再編における時代の要請ととらえ、URLを固定化しないオプション機能を実装したブログ/日記サービスも登場する予感。ディレクトリ型検索の再評価へ(笑)
ポッドキャストや動画共有などといった、サイト内のページとは紐づかないコンテンツも多くなり、特定のサイトに由来しない個人コンテンツがあちこちに散らかる形へ。個人メディアではなく個人コンテンツの時代が本格到来。その反面、ブログネットワークのような個人メディアのさらなる発展も増えていくでしょう。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2006年12月31日 06:13