Apple Loopsで動画にBGMをつける
フォルマントを変更して別人の声にするからの続き、連載最終回です。
無事にキャラクター別の音声の作成が終了しましたが、声だけでは物足りないですよね。せっかくだから簡単にBGMもつけてしまいましょう。
音楽なんか作ったことないよ!という方でも大丈夫です。Logicは音楽ソフトとしてはGarage Bandの上位版にあたりますから、ちゃんと同等のApple Loopsを持ち合わせています。
つまり、誰でも簡単に音楽を作成できるというわけです。
まずは「オーディオ」メニューから「ループブラウザ…」を選択します。
すると、Garage Bandとよく似た形のApple Loops選択画面が現れます。Garage Bandユーザーならもうお分かりかと思いますが、ここのブラウザにて属性をもとに選択したループを、Logicのアレンジウィンドウにドラッグ&ドロップしてやればBGMの作成が可能です。今回は本編とのミスマッチ感を出したかったので、4トラック目にサスペンス風の重いストリングスを配置してみました。
さて、BGMを付けたものを見てみましょうか。
今回はマスタリングエフェクトによって、全体的な音圧を底上げしてみましたので、前回よりも聞きやすくなっていると思います(要:QuickTime 7以上)。
キモ井くんとワロ田さん(BGM付き)
というわけで、ほぼ終了なのですが、せっかくなのでマスタリングエフェクトや書き出しの設定等にも触れておきたいので、また次回も続きます。
次回:LogicのミックスをQuickTimeムービーにエクスポート
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2006年1月27日 13:20