ガレージバンド3のビデオトラック機能を使う
iLife '06でビデオポッドキャスティングを制作する方法の続きです。
「トラック」メニューの「ビデオトラックを表示」で、バージョン3の目玉機能であるビデオトラックが追加されます。
で、編集済みのiMovieプロジェクトファイルを、Garage Band 3の「メディアブラウザ」にドラッグ&ドロップ。さらに、そこに表示されたプロジェクトファイルのサムネイルを、先に作成したビデオトラックへドラッグ&ドロップします。
すると、自動的にiMovieプロジェクトの音声を、Garage Bandのトラックとして抽出してくれるのです!
これは通常の「基本トラック」と同様に扱えますから、ゲート、コンプレッサー、スピーチエンハンサーなどで音を整えてやりましょう。iMovieだけで完結するよりもずっと聴き取りやすい声になります。
各エフェクトについてですが、簡単に用途を説明すると
●ゲート・・・ノイズ低減
●コンプレッサー・・・音の張りを強くする
●スピーチエンハンサー・・・聞き取りやすく音質調整
という感じで覚えておいて良いかと思います。
あとは、イコライザなども上手く使えば、ノイズを減らしたり、聞き取りやすい声になります。
さて、声の処理が完了したら、ループブラウザからジングルやサウンドエフェクトなどを必要箇所に配置します。これまでのGarage Bandと同じ感覚で自由に配置して構いません。ただし、番組としての形態を壊さない程度に。
また、iMovieからの音声以外にもナレーションなどが必要な場合は、この段階で別途トラックを作成して録音しておくと良いでしょう。
ということで次回「ガレバン3のダッキング機能でミキシングの効率化」へ続きます。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2006年1月28日 12:46