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do crickets die in the winter

nobunagaouメソッド最強説

徳力メソッド史上最大のライバル登場、それがCNET読者ブログ「web2.0とブログの可能性」のnobunagaou氏

前置き:
徳力メソッドのライバル登場について、さっさと書き逃げしようかと思っていたのですが、睡魔に襲われ爆睡してしまい、はてブをチェックしたら既にバレちゃってるような気がしました…


さて、結論から言ってしまうと、個人的に徳力メソッドのライバルと見ているのは、既に予想されている通りnobunagaou氏です。
(リンク:web2.0とブログの可能性

という事に気付かせてくれたのが同じCNET読者ブログのF's Garage typeC「Web2.0とか3.0とか

他の読者blogと比べて一番面白い。個人的にはWEB2.0とか3.0とか言わなきゃ、かなり面白い。
・WEB2.0と言う言葉は使い方に注意。理屈を無理矢理あてはめようと展開するから突っ込まれる。
(中略)
そもそもこちらとしては、もはや「****2.0」という言葉はギャグに近い表現なのだ。

確かにnobunagaou氏のブログは面白いです。あらゆる角度から見て面白い。だって(上記引用に従えば)ギャグに近いんだから。

そして「Web 2.0」というキーワードを意識的に乱発してしまうあたりが狡猾だと思います。さらに「Web 3.0」などと安直に書いてツッコミを待っているというスタイル。実際この「Web 3.0」という言葉に釣られてしまう人も少なくないでしょ?失笑を買うだけで終わってはいないのです。

世の中的には多くが荒れ気味のリアクションであれ、Google的には人々の賛否など関係なく、機械的に数値を処理して人気度が弾き出されるわけです。その特質を大いに利用していますね。

ネガティブな反応で埋め尽くされたとしても、議論の的として注目を浴びることには違いないわけです。

ですから「限りなく脇が甘く、果てしなく懐が深い」ということ、つまり突っ込む余地が多々ある、参加機会を増やすということは重要なのです。

読ませるだけのテキストサイトが1.0なら、明らかに参加型であるブログ的カルチャーは2.0ですよね。そして、参加機会が開かれている(もしくは、多い、大きい)ほど、2.0度合いが高い。Web 2.0とその果てにあるWeb 3.0を追求するnobunagaou氏が、そういったスタイルに帰結するのも当然かもしれません。

徳力メソッドも読者のツッコミ期待型のエントリーなのですが、nobunagaouメソッドはそれの拡張版だと言えます。一見、ただの思い付きの書き散らし。その実、当たり前すぎて誰もがスルーしてしまう部分にスポットをあてて、「気付き」の再生産を行っているように見えます。

徳力さんのエントリーが高等数学に対しての疑問であるとすれば、nobunagaou氏の場合は「1たす1は、どうして2なの?」というものだと言えます。

多くの人が乗りやすいように再下限まで敷居を下げているのですね。しかし…

そこに生まれる生理的嫌悪感、常識的人間には認め難い存在。
obacanの日記 — CNETでweb3.0とか言ってるひとたち

本当に馬鹿なんじゃないの。
メタに自分がweb1.0であるって主張してるね。
本当に馬鹿なんじゃないかな!

まともな反論(つまり「1+1=2」の証明)をするにはあまりに労力を要すために、言いたいことは山ほどあれど「あんたバカ?」と捨て台詞しか吐けない人多数。この事実をどう見るか。

本当にただのバカなら、華麗にスルーできるはず。あえて取り上げるまでもありません。

そして、周囲が「1.0な人物」と思って取り上げるほどに、検索ロボットの視点では「2.0」「3.0」としてのnobunagaou氏が強く映り始めるというパラドックス。

さらには、nobunagaou氏の「3.0」という言い方を否定するなら、そもそもの「2.0」などと言い出したオライリーも否定しなくては。どちらも明らかに「ネタ」としてのバージョン番号なのですから。



投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2006年5月 7日 21:16

ジェット☆ダイスケ

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