橋本真也も冬木弘道も生きていたロック様来日の頃
うちの近所の古本屋には無料コーナーがある。そこにある本は勝手に持ち帰って良いのだ。
先ほどその無料コーナーを物色していたところ、なんと2002年のWWF(現WWE)日本公演「スマックダウン・ツアー・ジャパン」を特集した週刊プロレス誌が出て来たのだ!
同じ号を僕は大切に保管しているというのに、この古本屋の店主にとって一銭の価値も無いとは・・・
(今週のセレブにロック様登場!参照)
すぐさま、その週プロを手にとり、向かいのフレッシュネスバーガーに入ってランチをとりながら読んだ。
武藤敬司が「WWFと全日本の架け橋になりたい」と発言しており、「架け橋ゆうか、きみ社長やねんから好きにしなはれ」と思ったのだが、その次のページには馬場元子氏が。
そうか、まだこの当時は武藤は社長になっていなかったのだ。小島聡らと共に全日本に入団したばかりの頃だ。
僕の知人に小島選手と級友だったという人がいて、その人から、武藤が衝撃の移籍をした直後に、さらにショッキングな極秘情報を聞かされた。
「実は、武藤が社長になるっていう約束で移籍したらしいよ」
「!」としか言えなかった(つまり絶句)。国家機密よりもすごい秘密を握ってしまったと激しく動揺した。実際に武藤が社長に就任するまでドキドキしてたのを憶えている。
さて、週プロに話は戻るが、WWF公演以外のページにも感慨深いものが多々あった。
GAEAはまだ解散していないし、橋本真也も冬木弘道も生きていた。
わずかここ数年でプロレス界は大きく変動したのだと改めて痛感。
それに比べてほとんど何も変わらない自分の生活たるや、まさに凡人の平凡な人生。戦いなくして勝利も死も訪れないのだと思わずにはいられない。
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投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2006年5月19日 16:15