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HD放送の規格決定に至るまで

1080i(インターレース)オンリー派と720p(プログレッシブ)併記派の攻防

「どちらが正しいかは後の歴史家が決める事」とはよく言うけれど、この件に関しては720pを抹殺しようと働く団体が明らかにおかしい。

所謂デジタルハイビジョン(HD放送)の規格策定に際し、古川享氏が体験した信じ難いことの数々。氏曰く「血と汗と涙のお話」。
古川 享 ブログ: 放送・通信の在り方に関する、私見その9

長文なので以下に要旨をリストアップする。

私個人の主張、そしてマイクロソフトの立場は、1080iと720pどちらが良いか、どちらかひとつを採択するかではなく、仕様の中に1080iと720pを併記して頂きたいというものでした

【720pを推す理由】

  • プラズマや液晶テレビとの親和性
  • 映画やCG制作に有利なバリアブル・ピッチ撮影
  • パソコンでの編集や再生における優位性

この720pを日本の放送業界から抹殺しようとする「ありとあらゆる活動を展開した集団」がおり、その軋轢の中で多くの人が傷付き市場から去ることになったのでした

1998年当時では放送と通信そして機器メーカーの勢力図が現在とは異なるだろうが、本気でインターレースのみを推進するとは、近未来を予測できないにもほどがある(まあ実際は利権問題だけしか見えていないのだろうが)。

私個人は、1280×720ピクセルでのプログレッシブ記録に重点を置いたコンパクトなカメラが登場するまで、HDV機器などは購入するつもりが全く無い。理由は上述のリストの通り。

もっと言ってしまえば720pではなく1080pでも良いと思っているし、それ以上の水平解像度になっても構わない。ただ現状のCPUで考えると720pを扱うのが限度というだけだ。

とにかくインターレースよりもプログレッシブ記録。実際にPCでの動画編集やCG制作などを行った方は理解しやすいと思うが、インターレース記録のソースなど百害あって一利なしだ。

さて、古河氏はエントリーの最後にこう書いている。

1080iを推進する陣営は720pを抹殺するために何故ゆえにそこまで狂信的に走ったのでしょうか?それは、1080iの機器を主に生産されていた機器メーカーと某放送局の思惑が一致した結果なのですが、その詳細は明日以降に順次明らかにいたしましょう。

これは期待せずにはいられない。

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投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2006年6月18日 18:02

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