動画マニュアル.com
Windows定番ソフトの基本操作から便利な「裏技」まで、わかりやすい解説付きFlashムービー(動画マニュアル)をほぼ毎日、更新していくBlogです。
動画でのアプリ操作方法といえば当ブログでも「ファミコンぽい8ビット サウンドをガレージバンドで作る方法」なんてのが、それなりに反響があったのも記憶に新しいところです。
書籍や紙のマニュアルと違ってどう操作するかが本当によく分かるので、今後もこういったものは多々現れるのではないかと考えています。
ただし、動画はどうしても時間に縛られてしまうものです。書籍のように気軽にパラパラとめくりながら目的にたどり着くものではありません。その辺りの処理如何でウケるかどうか分かれるのではないでしょうか。
また、書籍やセミナー等も含めてこの手のアプリ操作方法のレクチャーはあふれ返っています。本当に大切なのはアプリの使い方や裏技といったものではなく、そこに縛られない使い方や発想のほうです。
初期の「MONO*crafts.」や「イメージダイブ」が面白かったのは、アプリ開発者が想定している操作方法、提供されている機能の限界に挑戦しているからではないかと思います。
Passion For The Future: パワポ使いへの警告
「パワポ使いが陥る6つのワナ」はどれも大変に納得。
1 パワポで企画書を書きながら、企画そのものを考える
2 企画の全体像を考える前にディティールばかりに目を向けてしまう
3 ”いつもの”企画書を使いまわす
4 パワポの機能でできないことは諦めてしまう
5 「カット&ペースト」でデータを切り貼りして企画の流れを見失う
6 アニメーション機能など演出に凝りすぎて、企画の本質を忘れてしまう
これは何もパワポに限ったことではないでしょう。私がよく話すネタのなかに、後輩デザイナーに「ちょっとラフ描いてみて」と言ったら、彼は「はい」と言ってまずイラストレーターを起動したので激高してしまった、というものがあります。
ディティールばかりに目を向けてしまう、アプリの機能でできないことは諦めてしまう、そんなことを避けるためにも、紙と鉛筆は大切です。
アプリの使い方だけ教えてサヨウナラ、というものは多々あります。肝心なところは誰も教えてくれないのだと認識しなくてはいけません。パソコンが使えればとりあえず職にありつけるという夢のような時代はとっくに終わっていますし。
パワポ使いへの警告
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2006年7月11日 08:10