萩 へしこ寿司は食べる日本酒だった
握り寿司の名店は数あれど、押し寿司となると僕にはこの萩さん以外に思い浮かびません。
▼鯖寿司・さば寿司 [[四季食彩 萩]] 福井
過去、ONEDARI BOYSとしても個人的にも生鯖寿司や鮭の押し寿司などをいただきましたが、何度食べてもうっとりするほどのシアワセ。以下が過去記事。
▼生さば寿司、四季食彩 萩
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そして今回は福井県で食べられているという鯖の糠漬け「へしこ」を使った「へしこ寿司」をおねだりしました。
上の断面写真をご覧下さい。
1.大根の超薄切り(桂剥き?)、2.へしこ、3.大根、4.酢飯という層を成す構成の押し寿司です。
この層を歯触りに置き換えると、1.シャリッ、2.モフぁッ、3.シャッ、4.フワ〜ン という感じです。大根とへしこ、飯による硬軟ミルフィーユが斬新かも。とにかく歯触りが面白い。へしこは主役ですが、歯触りの立役者は大根ですね。
へしこが見えるよう大根の薄切りを除けてみました。
発酵食品に弱い人には抵抗あるかもしれないですが、僕も北陸育ちで「かぶらずし」などに馴れていたので、むしろこれは好きな部類。結論から言うと、食べる日本酒。
ユニークな歯触りと同時に、へしこの香りを中心に幾重にも匂いが追いかぶさって、噛むほどにその香りと甘みが増していきます。まるで芳醇な吟醸酒を味わっているかのよう。
これは酒飲みにはたまらんですわ。日本酒好きなら一度は味わって欲しいです。
それにしても萩さんは凄いですね。極限まで鯖の鮮度を追求した生さば寿司があるかと思えば、保存食である「へしこ」も寿司ネタになると。福井・鯖街道の食文化、奥深し。いっぺん取材に行きたいですね。
萩さんのお寿司はサイトから注文できます。
▼鯖寿司・さば寿司 [[四季食彩 萩]] 福井
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2007年12月 4日 22:19
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去年の10月に鯖寿司でお世話になった萩さんから、今年はへしこ寿司をONEDARI [続きを読む]
トラックバック時刻: 2007年12月11日 12:02