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ロマンティックな態度ではブログ書いてないですよ

ロマンティックな研究態度、ロマンティックな執筆態度、ロマンティックな制作態度

改めて言われると納得ですが、もはや何を今さらという感じもします。

梅田望夫さん「シリコンバレーからの手紙」より
科学者に衝撃を与えた「ロマンティックでない」グーグル

「トンボのように飛ぶ」にはどうしたらいいかを科学者は未だに解明できないが、遥か昔に飛行機を発明し、人類は飛行機会を得た。それと同じことが今「知性の研究」の分野で起きつつあるんだ。お前たち、ロマンティックな研究をいくらやっていても「グーグル的なもの」に負けるぞ、時代はもう変わったんじゃないのか。

僕は映像専攻で芸術学士号を得ています。芸術家といえば、研究者と同じくらいの求道者ぶりですが、ロマンティックな制作態度を今でも貫いているかといえば、そうではないです。

戻ろうと思えばいつでも可能ですが、今あえてそれをやることは危険とも思えます。

もともと安価な上映会場としてインターネットをとらえていましたが、自分を芸術家だと位置づけ精魂込めて年に1本か2本のアートフィルムを発表するようなペースでは、この革命の真の意義は分からなかったと思います。

今やってることといえば、毎日ブログに駄文を載せ続けること、そして週に何本かの簡単な動画をポッドキャスト配信すること。クオリティを求めているうちはまだまだ玄人だということを信条にしています。質を落としてでも日々配信し続けることのほうが大切。

ロマンティックな文章を書く、ロマンティックな映像を撮る、ブログや動画配信を始めてみたいという方々には、まずそういうこだわりを捨てるよう勧めてもいます。

もし自分が天才だと思えるならロマンティックな態度で臨み続けるのも良いかもしれませんけどね。たった一本の秀作で人生が変わった人も見ていますから。

でも、トンボのように飛べなくても毎日たくさんの人が飛行機に乗っているように、ごく平凡な僕が日々配信しているものですら月間30万ページビューだったり、ポッドキャスト登録5万5,000件だったりします。

これは、昔ながらにアートフィルムを作っていては到底得られなかった成果だと思っています。ひとつひとつの作品は大きな評価に値せずとも、引き換えにメディアとしてのパワーを得たと感じています。

「ロマンティックな研究態度」という言葉と、知っている限りのそれを実行する人々からは、求道者や孤高の芸術家といった、孤独で人を寄せ付けない雰囲気を感じています。ある種の自己満足、ナルシシズムとも映ります。

少なくとも今の自分にとっては、自己満足よりも、共有や共感のほうがずっと楽しいですよ。

自分本位のロマンティックに閉じこもることで、その先にある多くのロマンティックな機会を得られないのは、とてももったいないことですし大きな損失ですよね。

via.科学者に衝撃を与えた「ロマンティックでない」グーグル



投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2007年4月21日 17:38

ジェット☆ダイスケ

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