コメント、トラックバックの閉鎖について
おもしろい意見だと思います。
▼ふらっとブログ: コメントもトラックバックも閉じる傾向?
それじゃブログ以前のいわゆるホームページだとか日記サイトなんかに戻ったんじゃん、と思いきや、それでもブログであるし彼らはブロガーでもあるとはこれいかに
うちのブログのトラックバック閉鎖については「トラックバックは本当に不要になったね」にて挙げた実例の通り、代替ツールもあるおかげで、議論を進行する上では必ずしも必要ではないと証明されているのではないかと思います。
コメントを閉じている点は、「はてなブックマークにブログのコメントをアウトソーシングした件」をお読み下さい。
確かにブログの機能としてコメント、トラックバックは閉じてはいるけれども、決してコミュニケーションを断絶しているわけではないということです。よりよい代替機能があれば、いつでも乗り換えるし、それにより「ブログ」という形態ですらなくなっても良いです。
特にコメント欄については、送信ボタンをクリックした瞬間から書いた人の手を離れて、そのブログの制御下に置かれてしまうので、ソーシャルブックマークのように各人で管理できるツールの方がずっと親切だと考えています。
なので「そんなものやってる暇なんかなくなっちゃうということ」ではないです。こんな一個人のブログのコメント欄に集ってコミュニティを形成する必要性はないんですよ。はてなやmixiで充分だし。
「癒着やら利権やらの渦の一味」という一節については、タイミング的に例のブロガー厚遇施策などからの意見かと思うのですが、その発端となっている新幹線の試乗会に参加したブロガーって、甘い汁が吸いたくて来たという事はないと思うんですよね。
鉄ちゃんでもないのに、ゴールデンウィークのしわ寄せが祟る五月半ばの平日ほぼ丸一日を割いて新幹線の取材をやるというのは、よほどのブログ馬鹿でないと無理だと思うのです。
何もかもの一切を差し置いてまずブログ。面白ネタがあれば飛びつくどころか食らいつく。ブログ馬鹿のそういう生態が理解できないから、何故に嬉々として新幹線の記事を連投するのか分からない、それで「癒着やら利権やら」という見方に行き着くのかもしれないですね。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2007年7月17日 03:25