食料不安の時代に美味しんぼアラカルト
食の安全が問われる時代だからこそ、いまこそ美味しんぼを読み直そう
漫画「美味しんぼ」といえばグルメブームの火付け役であると同時に、食のあり方や食の安全性などを説いた作品でもあります。
偽装食品やBSE問題に限らず、食の安全性について深く考えさせられることが多い昨今です。
今こそこの作品を次の世代にも伝えねばと、息子に単行本を買い与えました。
美味しんぼアラカルト
「美味しんぼアラカルト」というテーマ別に再編集されたシリーズです。
作品世界自体はそれほど複雑な設定でもなく、一話もしくは前後編の二話完結が基本となっているので、このような名エピソード集は子供に読ませるには最適かと思います。
食品不安の大きい現在、特にオススメしたいのが、根源的な要素「水」をテーマにした「美味しんぼア・ラ・カルト 33」
それから「本物の味」と題して、日本の伝統食材などが工場で大量生産される憂いを描いた「美味しんぼア・ラ・カルト 24」
この上記二冊は大人でも目から鱗です。
実家を出てからずっと水道の水は飲まない派でしたが、美味しんぼを読んでやっぱり飲まない派でいようと思いました。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2007年7月19日 00:09