デジカメはカシオが面白そう
思わず衝動買いしそうな「何か」を持っているのはカシオだったか!
三洋のXactiは良い製品だけど、この肝心な「何か」が足りないのですよ。
ということでニュースサイトより
▼カシオ、世界最速の“次世代デジタルカメラ”
静止画撮影ではフル画素のまま60枚/秒の超高速連写を実現
動画撮影時の解像度はVGA相当。300fpsのハイスピード撮影ができるため、従来は業務用の映像機材でしか撮れなかった超スロー映像を記録できる
さらにシャッターを押す前のシーンから超高速で連写できる機能「パスト連写」により、決定的な瞬間を逃さず撮影できるという
パスト連写なる機能はパナソニックのHDムービーも搭載してますけども、それと高速連写が組み合わさってきっと効果絶大ですね。
しかも、動画でもハイスピード撮影が可能ってことは、生卵を割り落としたりミルククラウンや水滴の落ちる様の滑らかなスロー映像、雷光や稲妻の撮影、物体の衝突や破壊や爆発、スポーツでのフォームの研究、レースでの勝敗の判定など様々なことに使えますよ。
ハイスピード撮影のビデオカメラなんて素人には手が出ない高価なものでしたから、これはスゴすぎる時代になって来ました。ていうかこれ明らかに写真用デジカメのフォルムなのに既存のビデオカメラをしのぐ性能ですから、ビデオカメラメーカーさんもちょっと頑張って欲しいですね。
それから、あの「EXILIM」新機種もかなり凄いことに。
▼“YouTube撮影モード”搭載の新「EXILIM」、4機種で登場
動画撮影では、H.264方式をサポート。最大848×480ピクセルのワイド撮影が可能
H.264でワイドVGA相当の動画撮影ですよ。
先日、Xactiに対してボヤいたことをカシオが解決してくれている形になってます。
そしてさらに野心的な試みがこれ、
「YouTubeモード」で撮影した動画は、付属のPC用ソフトを使えば最短2ステップで「YouTube」にアップロードできる
2ステップって簡単便利すぎ!!
ちょうど一年前に「家電業界が動画共有に参入する可能性」という記事でそれに似た構想は書いてましたが、いよいよそういう時代になって来たのですね。
デジカメから吸い出してYouTubeに投稿したら、同時に整理も出来て便利。あとでビデオ編集したい人でもなければ元のデータは要らん。
「でもYouTubeの動画って汚いから、元データ捨てちゃいかんよ!」
と言いたい方も多いでしょうが、それはパソコン向けのYouTubeを観たときだけの話。
iPhone向けにはiPod同等クオリティのH.264フォーマットで動画を配信していますし、Apple TVに至ってはVGAなら3Mbps、HDでは最大5MbpsでH.264エンコードされます。外出先でもリビングでも、デジカメで撮影した動画を観るだけならそれで充分な画質。
ということで今後しばらく、デジカメはカシオ計算機に注目したいですね。
そういえば「デジカメ」という言葉自体は三洋電機の登録商標ではありますが、そもそも十年以上前にQV10で市場を開拓したのはカシオですからね、侮ってはいけませんよね。
CASIO デジタルカメラ EXILIM (エクシリム) CARD レッド EX-S880RD
CASIO デジタルカメラ EXILIM (エクシリム) ZOOM ホワイト EX-Z77WE
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2007年9月 8日 00:48