DS-10のソングを自動的にストップする裏技
手乗りシーケンサーとしてもなかなか使えるKORG DS-10なのですが、そんなDTMユーザーにとって悩みの種なのがお尻まで行くとループするという仕様。
パソコンなどへレコーディングする際にはループされても困ります。ネットでMP3などを公開するならどこかで終止符を打つ必要はありますから。しかしDS-10ではエンドポイントを設定することは出来ないし、録音中に自分でストップボタンを押すとなると、どうしても速いBPMのときにはズレが生じることもあります。
ところが、裏技的にこれを解決できてしまいました。
なんてことはないです。1小節目にパターンを置かず空にして、2小節目から再生させるだけ。以下、動画にて説明。
おさらいです。
1小節目は空にしておきます。パターンの配置は2小節目から。
そしてスライドバーを動かして、2小節目に移動してからソングをスタートします。
ソング自体はシーケンスのお尻で1小節目に戻ってループ再生しようとしますが、何もパターンが配置されていないのでそれ以上先へは進めないというわけです。厳密にはシーケンス自動停止ではありませんが、見かけの動きは同じです。(ただし99小節というもともと限られた資源からさらに1小節引くというのは少し寂しくもありますね)
というわけで、このTipsのおかげでDAWに録音するのも楽になりました。掘り下げるとまだまだ面白いソフトですねKORG DS-10。
サクっと遊べる KORG DS-10 KORG DS-10公式ガイド
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2008年10月11日 14:59