KORG nanoKEYがファミレスDTMを加速する
DSギターや初音ミクの登場により、場所を選ばずギターのコードワークとボーカルのレコーディングを行うことが可能になったということで、ファミレスDTMというのを提唱している私です。
そしてKORG nanoシリーズが発表されたときのエントリーで「KORG nano シリーズでDTMはモバイル化する」というのを書きましたが、実際に発売され手にした今、やはりファミレスDTMに使わずにはいられません。
上の動画でBGMとして流れている曲が、実際にファミレスにて打ち込んだ曲です。もろもろの作業時間が20分ほどでしょうかね。(あとは食欲のほうに集中してたからw)
聴いてみて分かると思いますが、リードシンセ音にピッチベンド、そしてベース音にモジュレーションを使用しています。ここ非常に重要。
今までのファミレスDTMで私は、ミュージックタイピング(Macのキーボードを音楽キーボードに見立てて使う)で演奏しておりました。この方法だと余分なキーが多すぎて、ベンドやモジュレーションなどを押し間違えがちです。まともに使えたことがない。
その点、KORG nanoKEYであれば音楽専用のキーボードですから、非常にスムーズにレコーディングを行えます。また、ベロシティを感知するのはミュージックタイピングにはない機能です。感情表現やグルーヴ感を出すのにベロシティはとてもたいせつな要素。KORG nanoKEYのおかげで表現力が格段にアップします。
ひとしきり録音を終えてしまうと、あとはミックスダウンの作業ですが、ここで急にいつものパソコン的な操作になってしまう違和感をおぼえたので、こりゃKORG nanoKONTROLも必要かなと思いました。
あと、生演奏ぽいドラムを入力するならキーボードが良いですが、テクノやヒップホップのようにわりとブリブリしてるドラム音色はやはりパッド入力に限りますから、KORG nanoPADの方もあるといいのかも…
KORG nanoKEYに関しては息子にあげる約束をしたので、ここはやはり3つセットを買い直すべきでしょうかね。自分へのクリスマスプレゼントという言い訳で(笑)
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投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2008年11月29日 01:16