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2008 音楽ガジェット総括 後編

2008年は楽器の概念が変わった年として記憶されるだろう。

2008年の音楽ガジェットを振り返る第三回目。今回は7月後半から12月までの流れをみてみましょう。

前回PacemakerとiPhone 3Gもふくめて、とにかく7月は音楽ガジェット好きには忘れられない月となりました。どんだけボーナスもぎ取るのかと(笑)

2008年7月24日
KORG DS-10(ニンテンドーDSソフト)発売
満を持しての本命いよいよ発売。携帯できる本格アナログシンセサイザー。

単にMS-10実機のエミュレーターとしてではなく、シーケンサーとしても機能し、通信機能で8人まで同時プレイ可能。また同じKORGブランドである「KAOSSILATOR」や「KAOSS PAD」の機能も取り込むなどして、30年前に実機に興じたおじさん世代から、初めてシンセに触れるという若者まで様々なユーザーを獲得、いまや伝説的な大ヒットタイトルに。
アマゾン年間TVゲーム売上げ9位にKORG DS-10
任天堂扱いでKORG DS-10欧州版が発売される
ストロー1本でニンテンドーDSiがトークボックスに
KORG DS-10 (Amazon.co.jp限定販売)
KORG DS-10

2008年7月30日
学研 大人の科学 シンセサイザークロニクル発売

付録にはYMOのサウンドプログラマーとしても有名な松武秀樹氏も企画に参加したという組立式シンセSX-150。レトロなアナログシンセサイザーが3,000円台で手に入るということ、そして誌面の内容もまさにクロニクルといった感じでファンには涙もの。初心者から改造マニアまでをも取り込んでの人気ぶり。
音楽嫌いの子供もハマった、大人の科学ふろくシンセサイザーSX-150
大人の科学マガジン別冊 シンセサイザー・クロニクル
大人の科学マガジン別冊 シンセサイザー・クロニクル
ちなみに松武さんは先述KORG DS-10のプリセット音色も監修でこの月は大活躍。
電子楽器ガジェットのキーマンは4人目のYMO 松武秀樹 氏

2008年7月?
au by KDDI × YAMAHA 「ガッキ ト ケータイ 展」開催
auデザインプロジェクトの一環。ケータイのコンセプトモデルとして、音楽ガジェットケータイを提唱。会場では実際に演奏できるピアノ型ケータイや、TNORI-ONのデモなども。Ymoことヤマハモバイルオーケストラが、auケータイで楽器演奏できるアプリ「モフィアーノ」を使ってライヴ演奏したそうです。
auコンセプトモデル「ガッキ ト ケータイ」展

2008年7月31日
がくっぽいど発売
ガジェットではないけれど、怒濤の発売ラッシュだった7月をしめくくる音楽ソフト。Gackt!の声ということで、ボーカロイド製品としては初音ミク以来の大きな話題に。
がくっぽいど
がくっぽいど

2008年9月3日
スタイロフォン復刻版 国内発売

すでに昨年末より欧米で販売されていた電子オルガン、スタイロフォンが日本でも発売。発売日を待たずに予約完売(数は不明)。クラフトワークもコーネリアスも使うということで、世代を問わず売れているものと推測。koishistyle氏による演奏動画「イパネマの娘」が大人気に。

さらにはiPhoneアプリとしても登場

スタイロフォン Stylophone
スタイロフォン

2008年11月
KORG nanoシリーズ
外出先をスタジオ化する小型軽量のUSB-MIDIコントローラー。鍵盤、パッド、フィジコンの3種類。

「KAOSSILATOR」企画者のKORG 坂巻氏が手がけた製品ということでも大注目。MacBookなどの13インチワイドノートPCにぴったりのサイズ、どこにでも持ち運べる可搬性、そして驚くほどの低価格でこれまでのコントローラーの常識を覆した製品
Amazon.co.jp: KORG nano — 家電&カメラ: 家電・カメラ
KORG nanoSET WhiteKORG nanoSET Black

あとですね、冒頭の動画では撮影しそびれたんですけども、このあと「大人の科学 テルミン プレミアム」が12月に発売されています。こちらは以前の付録とはまったく別物で、ちゃんとライヴ演奏でも使えるうえに実売7,000円台という素晴らしい製品です。
テルミンPremium
大人の科学 テルミンPremium
▼大人の科学 製品版 テルミンPremium
Amazon:大人の科学 製品版 テルミンPremium
テルミン Premium

ざっとこんな感じでしょうか。
2008年の音楽ガジェットのポイントとしては二点。

(1)この7月に製品ラッシュが続いた
(2)鍵盤などではないインターフェース

矢継ぎ早の製品ラッシュにより、こうしたガジェットを組み合わせての曲作りやセッションなどの動画がWeb上にたくさん公開されました。それにより関心がながく持続したり、さらに高まったりという効果があったと思います。

また、鍵盤や弦楽器のような複雑なインターフェースではなく、タッチパッドのような簡単そうに見えるものが多かったですね。2008年は、楽器を演奏するという敷居をおおきく下げた年ともいえます。またそれらは、2万円以内で購入することができるものが多いため、わりと気軽に購入できたというのも、ブームの要因ではないかと思います。

そしてオトダスト2のトークショーではさらに先があり、2009年以降をすこし予想も交えて話しています。おもに以下の4点。

(1)今後どのように女性ユーザーをとりこむか
これはもうほんと切実ではないかと。イベントなどに行くと男しかいないわけですから、だいたい需要はそのへんで止まっていると思われます。女性ユーザーを開拓できれば、それに付いてくる別の男性ユーザー層というのもありますから、これは来年の課題ではないでしょうか。
先週、KAOSSILATORのピンク色が限定モデルとして発売されましたが、これが布石となるのですかね。
KAOSSILATORに限定カラーのピンクバージョン登場
KORG/コルグ カオシレーター/KAOSSILATOR PINK(完全限定品)
カオシレーターピンク

(2)他メーカーは追随するのか
戦略や社風などの影響も大きいとは思いますが、変わりものを世に送り出すのはほとんどKORGばかりで、過去のMiburi(ミブリ)やQYシリーズなどを加えればYAMAHAもそれなり。Rolandの場合はBOSS製品もくわえればガジェット的なものがありますが、KAOSSILATORやTENORI-ONのようなインパクトのあるものは皆無ですよね。今後どう出るかに注目したいと思います。

個人的に昨年購入したRoland(BOSS)製品は以下のみっつ。
MOBILE CUBE ローランドの超小型ステレオアンプ
誰でもループ音楽が作れる BOSS RC-20XL
ギターチューナーBOSS TU-80

このうちアンプ「MOBILE CUBE(モバイルキューブ)」については、音楽ガジェットを演奏する際の、縁の下の力持ちとしてよく働いてくれました。超小型で電池駆動も可能ですから、路上ライヴなども気軽にできます。

音楽ガジェットはスピーカーがしょぼかったり、はなからスピーカー無しのものが多いですから、このアンプは音楽ガジェッター必携かもしれません。価格もやさしい。
Roland モバイル・キューブ MB-CUBE>
モバイル・キューブ

(3)ガジェットで火がついたユーザーへ
この2008年の音楽ガジェットの数々で、あらたに音楽に興味をもったひと、ふたたび火が付いてしまったおじさん、というのが少なからずいるはず。僕の周囲にもTENORI-ONを買うとかDS-10を使い倒してるひとというのがいます。
そういった方々のステップアップをはかる製品も投入されるかもしれませんね。元祖ガジェットシンセとも呼ぶべきmicroKORGがこの12月にバージョンアップ。microKORG XLというシンセ/ボコーダーが発売されました。

microKORG XL ファーストインプレッション
microKORG XL

また先述のとおり、大人の科学 テルミンにも本格的な上位モデル「大人の科学 テルミンPremium」が登場しています。
Amazon:大人の科学 製品版 テルミンPremium
テルミン Premium
じっさいに試奏した印象としては、日本人の小柄な体格だとmoog イーサウェーブ テルミンよりもこの学研テルミンのほうが断然あつかいやすいサイズだと感じました。イシバシ・テルミンなき今、コストパフォーマンス的にもこれからのスタンダードになり得る製品です。

今年ガジェットで耕した畑をどう刈り取るかというのは、今後メーカー各社の課題かもしれません。

エントリー製品の「GarageBand」から中級者用の「Logic Express」そしてプロユースの「Logic Studio」へというAppleの三段DAW戦略は有名ですが、音楽ガジェットの分野でもこれはアリだと思います。上位製品の「KAOSSILATOR Pro」とか、もしくは下位製品の「TENORI-ON nano」なんてものが登場しても良いのではないでしょうか。(などと妄想しています)

(4)ハードからソフトへ
なんだか使い古された言葉「ハードからソフトへ」ですが、これまでの楽器といえばハードウェアそのものでした。しかしニンテンドーDSやiPhoneといった自由度の高いインターフェースを持つ汎用機の登場で、楽器そのもののソフトウェア化が急激に進んでいます。

言うまでもなくKORG DS-10、そしてApp Storeで続々公開される楽器アプリなどがそれです。2009年以降もこの流れが止むことはないでしょう。ハードウェア事業への参入障壁はソフトウェアのそれとは比にならないほど高いですから。

うごメモはてなを見ても感じることですが、これはフットワークの軽いベンダーが勝つでしょう。開発から発売までに多大な時間をかけるのがあたりまえの楽器メーカー大手よりも、小さなソフトウェアハウスのほうがこういう分野は得意ですし、将来的にはそういう企業が楽器業界の主導権をにぎっているかもしれませんね。

以上、2008年の音楽ガジェット総括でした。

ちなみにここまで挙げたなかで、今年もっとも優れた音楽ガジェットを選ぶとしたら、僕個人はまようことなくKORG DS-10をあげます。

大ヒットした事実を差し引いても、あらゆる側面からみて2008ベスト音楽ガジェットでしょう。これを使わずに音楽ガジェットを語るなかれ。
▼KORG DS-10(Amazon.co.jp限定販売
KORG DS-10
▼ニンテンドーDSi ブラック
ニンテンドーDSi ブラック
▼ニンテンドーDSi ホワイト
ニンテンドーDSi ホワイト
サクっと遊べる KORG DS-10 KORG DS-10公式ガイド
KORG DS-10公式ガイド
▼コルグDS-10パフォーマンスガイドブック
KORG DS-10 performance guide book
▼ニンテンドーDSi専用 液晶保護フィルムDSi
ニンテンドーDSi専用 液晶保護フィルムDSi

【関連記事】
2008 音楽ガジェット総括 プロローグ
2008 音楽ガジェット総括 前編
2008 音楽ガジェット総括 後編



投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2008年12月23日 18:47

ジェット☆ダイスケ

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