シーホープは腕時計を再定義している
あなたにとって腕時計とは何でしょうか?
ケータイを持つようになってから腕時計が不要になったという声をよく耳にします。そうでなくとも街のいたるところに時計があふれています。もしオフィスにいるなら、腕時計を見るよりもパソコン画面の時計を見た方がずっと効率的。
しかし腕時計には単に時計としてだけでなく、ファッションとしての側面もある。そう言いたい方もいるでしょう。
ただし、ファッションウォッチ・デザインウォッチの類いの多くはまだ、時計であることに居座り続けようとしています。もはや時刻の確認という第一目的を、他デバイスの時刻表示機能にとって変わられたにもかかわらず。
シーホープ(SEAHOPE)が取り組んでいるのはそんな生易しいデザインウォッチではないように思います。時刻を読まれることを拒否しているかのような斬新で大胆な発想。しかしながら腕時計の存在否定ではない。
私も惚れ込んで、この数ヶ月で二製品を購入しました。
レトロフューチャーなLEDウォッチ「RADIO ACTIVE(ラジオアクティブ)」はちょっとデンジャー気分。
そして、オクダグラム(スタートレック TNGやヴォイジャー医療室のコンソールパネル)にも似たカラー液晶表示の「ALIEN DNA」
どちらも時刻を知るにはあまりにも難解なデザインです。しかし考えてもみてください。ケータイやパソコン等で時刻を見てしまうなら、腕時計はその目的を越えた存在意義を持たねばならない。どんなに文字盤が読みやすくても無意味なのです。時計を超越した腕時計でなくてはいけないのです。
シーホープが提示するデザインはそのひとつの解です。部分的にAppleに通じるものも感じます。しかも驚く事に日本の会社なのです。次世代のソニーの種があるかもしれませんね。
▼シーホープ直営 楽天オンラインストア
▼Amazon 時計「SEAHOPE」
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シーホープ PIMP1
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2008年3月 9日 00:21