Macで初音ミクを使う記事を書きました
Macで初音ミクを動かすことに何ら違和感を感じなくなった昨今です。
おなじみMac Fan誌にて「CrossOver Mac 6.1 + VOCALOID2 初音ミク」を使っての記事を執筆しております。
記事の内容的には、Macにもいよいよ本格上陸した初音ミクということで、知らない人のために簡単な紹介から、あとGarageBandとかiMovieとか使っての連携なんかも。
ほんとはLogic Proとの連携とか、ブームを牽引した作品の紹介なども書いて納品したのですけども、大人だか小人だかの事情で2ページ記事が1ページになり、それらはバッサリとカットされてしまいました。まあ、おかげで専門用語が皆無で随分と読みやすくなったわけですが。
さて、誌面のことは置いといて、
私の場合「Parallels Desktop for Mac」の仮想環境にて初音ミク歴をスタートしましたが、まあこれがミクをバンドルした「CrossOver Mac」と比較してとんでもなく導入費用が高いわけです。3倍近くになるかな?
「CrossOver Mac」とはWindows互換レイヤーでして、いわゆる仮想環境とは別物。XPもVISTAも不要なんだけど、Windows用のアプリがMac上で動作します。だから小さな画面に別OSを映して作業するというものではないです。Mac用アプリと同じように(というかX11を起動したときに似てるかな)シームレス的な振る舞いです。
私個人としては仮想環境の方が安心して使えますが「CrossOver Mac」だとOSインストールなどの手間が全くないので、さくっと済ませたい方には断然オススメだと思います。
ただしAmazonでもリアル店舗でも「CrossOver Mac 6.1 + VOCALOID2 初音ミク」を売ってるのを見たことがございません。現在のところネットジャパン直販のみのようです。なんとももったいない機会損失ですね。
もちろん既に「Parallels Desktop for Mac」などの仮想環境をお使いであれば、そこに初音ミクをインストールしたほうが使いやすいと思います。コヒーレンスモードで起動できたり、ドラッグ&ドロップでデータのやりとりが出来ますから、実用上の問題や違和感が実はあまり無いんですよね。
いまから初音ミクを安価に新規導入したい場合には「CrossOver Mac 6.1 + VOCALOID2 初音ミク」を。既に仮想環境でWindows XPやVISTAを動かしている方はそちらに初音ミクをインストールするのが良いかと思います。
というのが私の結論。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2008年4月28日 04:02