カオシレーターがPCソフト化できない理由
とある業界関係者(というか、もうそのものドンピシャな方にうかがった話なのですが)のお話によると、タッチパッドで演奏するシンセ「カオシレーター(KAOSSILATOR)」のようなものが、同じクオリティでノートパソコン用に移植されるということはなさそうだとのことです。
ノートパソコンでDAWを操作していると、このトラックパッドでKAOSSな演奏ができないものかと妄想しがちです。しかしどうやら、カオシレーターに装備されたそれとは反応速度に違いがあるということなのです。
ノートパソコンのほうがレスポンスが遅い
PCの機種によっても違いはあるのでしょうが、インターフェースの反応速度は電子楽器の命でもありますから、わざわざ劣るものを使うというニーズはそれほど多くなさそうですね。
もちろんPC用ソフトとして移植できないというわけではなくて、同じクオリティでやるのは難しいという意味だと解釈しました。
iPhoneの音楽アプリなんかもそうですが、コンピュータのオペレーションには使えても、確かにリアルタイム演奏に向くものではないですね。まあ、iPhoneのタッチスクリーンはまた別物ではありますけど。
そういえばMacBook touchなるものが発売されるとの噂があり、タッチスクリーンにてピアノ鍵盤を弾いている写真も出回ってますが、iPhoneの認識精度と同じくらいだとすると鍵盤で演奏は無理じゃないかなぁ?鳴らない音が多発しそう。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2008年8月 2日 00:59