奇跡というのは起こるものです。
先週の土曜、KORG DS-10仲間が代々木公園に集まり、ユル〜く同期プレイなどをしておりました。ついでに酒盛りなども。

集まったメンバーは枯れ始めの三十路が中心とあって、さすがに自己表現とか自己主張とかいうエゴいものがすっかり抜け落ちた、キモチの良いセッションとなりました。

私は二台DSを持って行ってたので、DS-10未経験（というか音楽未経験？）のポッドキャスターふたりにそれぞれ使ってもらったりもしました。『KAOSSモードを表示してそれっぽく擦ってりゃいいよ』みたいな感じで。そんなのでも見事にハマるものなんですね。

そうこうしていると、ある男が声をかけてきたんです。『お、DS-10じゃないですか』と。しかも偶然にもメンバーの浅川君と知り合い！さらにスゴいのが、彼はなんと袋からニンテンドーDS（DS-10カートリッジ入り）を取り出し、そしてステレオケーブルまでも出して来たのです『僕も仲間に入れて』と。

まるで今日出会うことを予感していたかのような用意周到さ（笑）

そんなわけでニンテンドーDSを5台も同期した、大規模なセッションが始まったのです。以下がその動画。

なんと彼は充電用にとエネループモバイルブースターまでも持ってました（笑）

このお方、まーさんという方で、同日行われていた「バラライカOFF」に参加してたそうなんですが、たまたま我々の近くを通りかかってしかもDS-10を持っていたというのだから奇跡という他ありません。とても楽しいひとときを過ごせました。

むかし某駅前でジャズバンドの路上ライヴを観てたときに、観客のサラリーマンがドラム叩かせろと飛び入り参加して、とっても上手でカッコ良かったという出来事がありました。今回のDS-10ジャムセッションも、そういう手応えみたいなものを得ました。

こういうユルめの野外セッションの場合、ミュージシャンでもそうでなくとも、同じ土俵というか同じステージに立ってしまえるのがDS-10のすごいところですね。

最後は夏の夕方っぽくスローテンポなスウィングで30分以上まったりとやっていました。これもすごく素敵な時間だったなぁ。

僕らだけじゃなくて山ほどいる蝉たちの鳴き声も、気分を盛り上げてくれました。Thanks!

DS-10はひとりで内向きに没頭することもできるし、解放的になって友達とセッションもできて、ほんと良いツールだと改めて感じました。
KORG DS-10(Amazon.co.jp限定販売

ちなみに私が持参したアンプがとても評判よかったのですが、これはローランドのモバイルキューブという製品。小型軽量なのに大出力で電池駆動、しかも安いという路上ライヴの決定版。以下にレビュー記事もあります。
▼MOBILE CUBE ローランドの超小型ステレオアンプ
モバイル・キューブ MB-CUBE

こちらはオフィシャルのDS-10ガイド本。初心者でもそうでなくても。
サクっと遊べる KORG DS-10 KORG DS-10公式ガイドブック

DS-10は二台以上のDS持ってるとすごく楽しめますよ。
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投稿者 愛場大介（Daisuke AIBA / Jetdaisuke） : 2008年8月 4日 08:24