Twitter的な情報共有/伝播はボーグ集合体と似ているという話
先日ツイッターにて、フォローもフォロワーも4,000件超の森川眞行さんに宛てて、以下のような返信をしました。
@MorikawaW2C 僕はいま知り合いしかフォローしてないですけど、4000以上フォローしたりされたりする世界で見えて来るものとか書いてもらえると、なにか参考になるかもと思います。
posted at 05:17:11
そしたら、すごくいい例えをブログに書いてくれたんです。
▼Twitterとセブン・オブ・ナイン ? シリコンカフェログより
セブンが地球人に戻るボーグインプラント除去を行った時に、最初に狼狽えたのは「頭の中で仲間の声が聞こえない」ということでした。
今の僕はボーグのように沢山のひとの声が次々に聞こえてくる。その中で自分自身が何を選択するのか、何を求めているのか、誰を求めているのか、さらにその逆も然り。それがちょびっとだけ進化なのかな…と思ったりします。
わ、すごい。
こういう風に例えられると森川さんの見てる世界(というかタイムライン)がどんなものか伝わってくるような気がしますね。(ボーグの何たるかは同じく森川さんのエントリに書かれているのでここでは割愛します)
情報共有とその伝播のしかたがボーグ集合体にも近い印象があるのはなんとなく分かります。あちらは縦割り社会的ですけどね。
以下の一説を読むと、エクストリームな情報ストリームのなかでの動体視力が必要になってきているのかなと感じました。情報動体視力とでも呼ぶか。
理念や本質をループして自問自答するような部分は、出来る限り削除できれば、早く目的に達することができるのではないか…と。ただし、ここから先は議論すると長くなるし、誤解を産んではいけないので、この辺にしておきます。
僕は本当に知り合いを中心にフォローしてただけなので、あくまでSNSの延長戦をやっているような形でしたが、この森川さんの例えで数千のフォローということにも価値を見出せそうになってきました。
そして早速ツイッター上でも同意する(というか同化?w)トレッキーの方々がちらほらと。
すばらしい例え! 抵抗は無意味だ。お前をフォローする RT @jetdaisuke: なるほど!フォローとボーグ、この例えは秀逸かも。RT @MorikawaW2C Twitterとセブン・オブ・ナイン http://ff.im/-d91be
posted at 18:24:01
ボーグ集合体とソーシャルなんたらは高度なネットワーク化社会という点で同じですが、根本的に違うのは、ボーグはすべてクィーンが仕切っているというかネットワークにつながる種族全体が「一個人」みたいな扱いであるところですね。
対してツイッターは、言ってみればユーザ各々がボーグクィーンみたいな感じですか。すさまじい並列処理ですね、なんだかボーグを既に超えてしまってるような気がします。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2009年12月20日 18:59