そらのちゃんはテレビの一チャンネルになってしまった感
カトキチさんのtwitterでそらのちゃんのスポンサーになったことが報告されてたのを見て、ライブストリーミング動画もついにそこまで来たかと思いました。
トミモトさんがダダ漏れてたのは会社のPRのためで、コンテンツはトミモトさん自身でしたが、そらのちゃんは世の中の興味のありそうなところに斬り込んでいくジャーナリストそのものですよね。
見る側のモチベーションをかきたてるところが上手いというか。
これまでもスティッカムとかニコ生とかありましたけども、ほとんど自己顕示欲みたいなものを垂れ流されてきたわけです。見てるこっちも「放送」的なものは期待しておらず、やってる側とのライヴチャット的な楽しみが中心というか。そういう小さな暫定コミュニティにスポンサーが付く状態がこれまでのストリーミング。これほんと自己顕示欲なので、犯罪予告や自殺が出てくるのも仕方ないですね。
対して、そらのちゃんのは見たいものを見せてくれるという点が決定的に違いますね。それこそコンテンツ作りの基本とでもいいますか。
そういうのが2010年はたくさん出てきたらいいですよね。
ブロガーイベント衰退の例に学んで、なにもみんな揃って同じ場に行って、同じようなコンテンツを作ることはないです。
大臣にインタビューできる人はそれをやればいいし、どっかの牧場やゴルフ場の風景でもいいし、年の瀬のいまだったらアメ横や築地市場の具合とか眺めてみたいし、そんなのが集まってテレビのチャンネルみたいに選択の幅が広がるといいですね。
そう考えると、ようやく地方活性化とインターネット活用がちゃんと絡められるような時代になってきたんかな。
あとライフログとライフストリーミングはちょっと違うぜという点にも留意。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2009年12月29日 21:44