KORG DS-10 のループパターン内でコードチェンジする方法
QYなきあとモバイル音楽シーケンサーとしても重宝するKORG DS-10ですが、使用できるパターンが16個までと、やや足りない局面にぶちあたることもあります。
そんなとき、BPMを半分にして乗り切ることも出来ますが、分解能が16分音符から8分になってしまうなどの弊害もあり。
でも矩形波をうまく利用してやれば、1つのループパターン内でコードチェンジすることが出来ます。YouTubeに投稿した動画でいくつか問い合わせがあったので、解説ビデオを用意してみました。
「SYNTH PATCH」の画面にて、矩形波と「PITCH IN」をつないでやる。そして、MGをBPMとシンクさせる。それだけ。
あとは「PITCH IN」で設定した値で、コードチェンジしてくれます。MGのフリーケンシーを変えれば、コードチェンジのタイミングも変更できます。
じつはこの方法、KORG DS-10パフォーマンスガイドブック冒頭のインタビュー記事にてちらっと触れられてる方法なんです。
▼KORG DS-10 performance guide book
サイン波だとなだらかに変化しますが、矩形波は文字通りカクカクと極端に変化が訪れるので、それを応用した裏技ですね。この積み重ねで作った曲がたとえば以下の作品になります。
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サクっと遊べる KORG DS-10 KORG DS-10公式ガイド
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2009年1月24日 19:33