ミュージック・オブ・クラフトワーク 8-ビット・オペレーターズ
こないだ「クラフトワーク公認のチップチューンカヴァーアルバム発売」ということで紹介したCDを聴いてみました。
▼ミュージック・オブ・クラフトワーク 8-ビット・オペレーターズ
悪くはないんですが、率直に言って「うーん」という感じがあるのは否めません。
僕ら日本人てニンテンドー文化そのものに近すぎる距離にいますし、最近じゃ初音ミクに始まるボーカロイドの流行とか「KORG DS-10」ブームだとかで、この手のものに関しては耳が肥えすぎてると思います。
だからこういうアメリカ人が多く参加するようなアルバムはまたちょっと違った方向なのかなと。
YMCKなんか聴いても思うんですが、日本人というのはニンテンドー縛りがあるんですよね。8ビット文化と密接に関わる「ゲーム性」から逸脱しないようになってるのかな。Saitoneさんなんかもそうかも。と改めて感じました。
あと、初音ミクの話が先に出たように、ボーカルが熱すぎるのはいくないですね。人間性とか排除してしまいたいほどなのに、明らかに人間味があるというのはどうもいただけない。Text to Speechでもいいじゃないって思える日本人の感性ってすごく進歩してると思います。YMCKなんかはよく分かってるというか、一部の渋谷系からの流れもそうですよね。
▼ミュージック・オブ・クラフトワーク 8-ビット・オペレーターズ
こちらは洋盤
▼THE MUSIC OF KRAFTWERK 8-Bit Operators
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2009年2月15日 16:46