ちょっと前の記事になりますが「江崎グリコ，手作り動画でお菓子のネット販売伸ばす：ITpro」というのがありました。

「グリコネットショップ」（http://shop.glico.co.jp/）において商品紹介ページの一部に6種類の動画コンテンツを掲載したところ、それらの商品の売り上げがいずれも2〜3倍以上になった。

なかには９倍にまで売り上げが伸びた商品も。

特に、複数の商品を袋詰めにした「かわいいミニプレゼントセット小」は2008年度下期（2008年10月〜2009年3月）に754セットを売り、前年同期の82セットに対し9倍も伸びたという

しかもその動画というのが、素人の手作りという

掲載している動画はいずれもホームビデオで撮影されたもので、“出演者”は社員やその家族などだ。テレビCMの完成度には及ばないが、手作り感がかえって“味”になっている

じつはこれ、以前に紹介したこちらです。
▼ECサイトの販促をサポートする動画配信ツール VeeShop

僕も出ちゃってるやつです（笑）

というわけで半ば手前味噌ではありますが、動画でレビューを日々配信している者としてもかなり嬉しいニュースだったので、メモがわりにエントリーしました。

それで、今までちゃんと分析してなかったんですけども、自分のアフィリエイト集計なども見返してみると、やはり動画を使ってレビューした商品というのは、そうでない商品と比較してコンバージョンもクリック数もかなり高めですね。

極端に言うと、動画で紹介したから購入されているという印象すらあります。

ただし闇雲になんでも動画で紹介すればいいというものでもありません。商材によっては動画よりも写真が向いていたり、それこそほんの一行のコピーのほうが響くかもしれませんよね。

僕がよく言ってることですが、例えば食品・料理などはよほど気を遣わないかぎり、動画よりも写真で紹介するほうが美味しそうに映ります。あえて動画を使うなら、料理そのものよりも、それを食べて美味しそうにしてる人の表情や言葉を撮ってほしいと思います。
関連リンク：ブロガーが企業から商品をもらって書くのは、もらわずに書くより良いと思ってる

件のグリコの動画はまさにそうです。ビンゴ大会などの景品として出品されたお菓子の詰め合わせ、それをゲットした方の表情などを撮っています。

その商品を手に入れることで、我々はどんな喜びを得られるのか。皆それを知りたいんですよね。

投稿者 愛場大介（Daisuke AIBA / Jetdaisuke） : 2009年6月 3日 02:05