カラスの子供になつかれてしまった
家族とそば屋にて晩メシ食ったあと、ちょっと畑へ寄って来ました。
畑といっても嫁が申し込んだ借物の小さな畑ですが、これから夏なので収穫量が爆発的に増えるそうなので僕もちょっと顔出しておこうかと。
その道すがら、2羽のカラスが激しく鳴いておりました。冗談で僕も「カァーカァー」と鳴きまねしていたら、うち1羽はまったく警戒心を持たずに近付いて来ます。カワユス
まだ子供じゃん。
ヒナではないけど、もう飛ぶ練習している年頃。親鳥とはぐれてしまったのでしょうか。なかなかカワイイ顔してます。羽ばたきながらも、まだ飛べないのでピョンピョン跳ねて近寄って来ます。
でも、あまり近寄られても困るので驚かせてやろうと、僕も大きくバタバタと羽ばたきながら「キィイイイー」と奇声をあげてみました。それがどうやらカラス君のツボに入ったらしく、その瞬間から目の色が変わりました。
え、親認定された?
以降、彼は恐れることなく僕につきまといました。すがるような目つきでカァーカァーと何やら訴えて来るのです。僕もカァーカァーと答えてみますが、傍目には会話しているように見えるでしょうがサッパリ意味が分かりません。
その場は振り切ってとりあえず畑へ行ったのですが、帰りにも同じ場所にカラスがいました。
さっきと同じように、すがるような目で大きな鳴声で訴えてきます。畑でとれたキャベツをちぎってくちばしに投げてみるも、どうやら腹は減ってない模様。行こうとすると後をピョンピョン付いてくるので、なんとなく可愛くなってしまいます。警戒して離れているもう1羽もこちらのことが気になって仕方ない様子。
うちの息子は厄介ごとに関わりたくないと言わんばかりにそそくさと歩き去ってしまうし、嫁は面白がって眺めてるし。
うーん、さすがに鳥のように飛ぶことは教えられないので、僕には飼ってあげられません。ていうか早く本当の親に見つけてもらえるといいですね。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2009年6月 7日 21:45