写真で見る実物大ガンダム建造と下半身のディテール
いけいけぼくらのガンダム、ジオンなんかに負けないぞ!というわけで東京お台場は潮風公園にて、着々と建造中の1/1スケール 実物大ガンダム。設定身長18メートル
6月4日時点では以下のような状態。Bパーツ(下半身)のみ設置。
周囲には柵が設けられております。左端の人がちっちゃく見えるね。
対比物が何もなければ「プラモだ」と言われても信じてしまいそう。しかし写真を拡大してみればこれが巨大なものだと実感せずにはいられません。
Bパーツの後ろではAパーツ(上半身)も出来上がりつつあります。
腕部はまだ取り付けられておりません。顔は見当たりませんでした。
これが下半身と合体するとき、作業員のひとはやっぱり「Aパーツ軸合わせよし」とか叫ぶのだろうか(笑)
このガンダム、お尻のキュッとしまった、なかなかのバックシャンなのです。ガンダムは後姿も大事です。
ビームサーベル内部を施工中「トーチはこう使う」
ていうかビームサーベルにも何か仕込まれるんでしょうか?
肩アーマーの分割はいわゆる「Ver.Ka」ことセンチネル0079版のようなカトキ分割に倣ってますね。ラストシューティングしてもかっこ悪くないのだとか。
それにしてもこの構造だと、動かない立像として作るほうがほんとは難しいんではないだろうか?中に見える黒い円筒は巨大ポリキャップか
ちょっとカメラを振るとスグそこは海。だから恒久的な設置ができないのも納得(潮で錆びるからね)
それにしてもレインボーブリッジとガンダムが並ぶってなんか違和感あるなあ。カトキ立ちでもガワラ立ちでもなくといった感じのポージング。
さてそれではディテールに入っていきましょうか。
まずは足首。覆いがあって足までは見えません。それにしてもエルガイムを思わせる美しい形状&塗装ですね。
ふくらはぎから膝にかけての凄まじいパーツ分割、これぞまさにリアルタイプというべき注意書きの数々。
重機っぽくも見えてきて、本当は歩けるんじゃないかと妄想してしまいます。
太ももはスライド装甲みたいな分割。RX-78なのにムーバブルフレームか!?
ふんどしV字の部分はよーく見ると黒い線でふちどられていますね(もしくは隙間かな?)。赤塗りの箇所上部に銀色の蝶番があるのかな?ということはここが開いて中から禁断の大気圏(ry
プラモデルではわりと四角四面にとらえられがちなガンダムのボディですが、このサイズだと曲面構成がいやでも見えて来ます。特に腰サイドアーマー曲面の美しさには惚れ惚れします。ガンプラモデラーは絶対見ておくべし。
ふんどし後部。かろうじてハイパーバズーカのマウントラッチ機能もありそうな装甲分割で安心しました。
大腿部うしろから。MAX渡辺もひれ伏すであろう天然のウェザリングには君も昇天するに違いない。
パワーショベルみたいに潤滑グリスをべっとり塗ってほしいかも。
スネ姿勢制御バーニアのフィンが再現できるのは実物大ならでは。
スネ前部にはいかにもメンテナンスハッチといった感のそれ。下部の蝶番は六角ボルトで締めてあり、上部のポッチ2つは「MANUAL RELEASE」だそうです。
あわせて前回の記事にて公開した、ガンダム建設現場の動画もぜひごらんください。以下がそのページへのリンクです。
▼動画で見るお台場ガンダム建設風景
さて、このお台場ガンダム立像をもとにしたガンプラが発売されるそうです。しかもHG(なんとHGですよ!!)を冠した30周年記念バージョン。
脚部のモールドなどを上に掲載した実物写真と比較してみたり、全体の完成を想像してみるのも面白いかも。7月25日発売、予約受付中。
▼HG 1/144 RX-78-2 GUNDAM Ver.G30th
また、身体が柔らかすぎるガンダムとして有名な「SUPER HCM-Pro RX-78-2 ガンダム」も、大河原邦男リアルタイプカラーが発売されるとのこと。個人的にはこちらに超興奮中。30周年はガンプラ世代にはヤバすぎるぜ!
▼SUPER HCM-Pro RX-78-2 ガンダム リアルカラー
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投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2009年6月 9日 05:50