ガジェット素人面接「KORG DS-10」
シンセサイザー?なにそれ?撮影前に聞いたのはそんな台詞だった。
ニンテンドーDSの大ヒットソフト「KORG DS-10」は、シンセサイザー往年の名機MS-10をDS上に再現したもの。
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発売から一年を経ていまなお売れ続ける「親父キラー」「おっさんホイホイ」である。そんな名作ソフトも、19歳の水着モデルAKIには謎のゲームに映ったようだ。
上の画面はタッチスクリーンではない。ニンテンドーDSの基本操作もよく知らなかった彼女だが、わずか30分ほどの間に「KORG DS-10」の大まかな使い方を習得。なんとなく曲らしき形に仕上げるのだから驚く。
彼女に特別な音楽の才能が眠っていた可能性ももちろん否めないが、やはりこれは「KORG DS-10」とニンテンドーDSの素晴らしいユーザーインターフェースがもたらすものだろう。
ついさっきまで彼女はシンセサイザーという言葉を知らなかった。そして今もそれが何かは教えていない。ただ彼女が理解したのは、これはゲームソフトではないということ。何かと闘うこともなく、謎を解くこともなく、点数を稼ぐという目的はまったく存在しない。目的は自分で好きなように設定できる。
でも大半のユーザーは「いい曲を作る」という目標を掲げることだろう。そして「KORG DS-10」はきっとそれを手助けしてくれる頼もしいツールだ。これはとても簡単な全く新しい楽器なのである。
そして同時に
てのひらに乗る世界最小の音楽スタジオでもあるのだ。
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投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2009年6月15日 08:56