KORG microSAMPLER(コルグ マイクロサンプラー)正式発表
ハイテック少年達の憧れ、80年代に一世を風靡したのがカシオから発売されていたサンプリングキーボード。あれを思い出した私は即予約です(笑)
▼KORG microSAMPLER(Amazon.co.jp)
▼KORG microSAMPLER(マイクロサンプラー)(楽天市場)
たとえば猫が「ニャア」と鳴く声をサンプリングして、その声で「猫ふんじゃった」を鍵盤演奏することができました(80年代当時、実際にそうやって制作したアルバムが発売されたりもした)。
あれから20年を経てコルグから誕生した「microSAMPLER」は、間違いなくその路線を引き継ぎながらも、明らかに今現在のニーズに沿った素晴らしいサンプリングキーボードだと思います。
と、その前に忘れていけないのがこれら、microKORGファミリーの皆さん。
今回発売となるmicroSAMPLERも同様に、ミニ鍵盤やグースネックマイクなどmicroKORGシリーズのフォルムを踏襲しています。
凹んだツマミ類のデザインは、どことなく松本零士の描く機械を想起させます。つまり間接的にはダフトパンクぽいとも言えるのかw
ということで先日、KORG本社にて開催されたブロガーMTGにて実機を体験することができました!(が、SDカードの初期不良により、撮影した動画が消えちまったです。皆さんには音声もお聴かせしたかったのですが残念!)
さて、こういうものが出てくるということは、だいたい皆さん予想できると思うのですが、やはり企画したのはこのお方。KAOSSILATORやnanoシリーズでおなじみ坂巻匡彦さんです。
そうなると、このmicroSAMPLERもヒット間違いなしの予感がしますね。(僕はもう予約しましたが、初回入荷分が少ないとのことで発売日に届くかどうか…)
KAOSSILATORのようなオーバーダブ方式のループシーケンサも搭載。マイク両脇にはiPod/iPhoneが置けるスリットも用意されています。
こちら背面写真。iPhoneと接続中
LINE入出力だけでなく、MIDI端子、USB端子も装備。もちろんUSB経由でWAV/AIFFなど波形データをPCとやり取りできるとのこと。
ツマミなどの寄りの写真。
鍵盤の各キーにそれぞれ違う音声をアサインして通常のサンプラーのようにも使うことができます。肺活量が少なくてボイスパーカッションが長く続かないひとにもオススメしたいですねw
あとよく覚えてないのですが、リサンプリングだかなんだかでRJDJのようなことにもなっていました。違うけど似てる(何)
本当に今回は音声をお聴かせできなくて残念無念ですが、シンプル操作ですごいものが作れそうな予感がします。ちなみに坂巻さん的には、microKORG XLとも相性が良いとのこと。言われてみれば、最高に面白いシンセ/ボコーダーに、こういったシーケンサという組合せですから威力倍増になりますね。
発売は2009年9月19日予定。現在予約受付中絶賛販売中
【関連記事】
▼AUTO NEXTならボイパを自動でキーに割当て KORG microSAMPLER
▼初音ミクをKORG microSAMPLER(マイクロサンプラー)に入れてみた
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2009年9月14日 10:01