MacBook Air登場の前にネットブックの価格とスペックをおさらい
ネットブックが隆盛を誇ったのも今は昔ということで、すっかりネットブックの価格やスペックなどチェックしなくなった方が多いんではないでしょうか?
それでは新型MacBook Air登場の際に判断を誤る方も少なくないかもしれないので、ちょっと現状を調べてみました。
まず、新型MacBook Airとはどんなものか?
エンガジェットさんの『11.6型の新 MacBook Air』続報、現行より安く「インスタントオン」機能搭載?という記事によると、10月20日に発売されるであろう新型MacBook Airの予想として以下の要素が挙がっております。
- サイズは現行よりは小さい。また iPadの9.7型よりは大きい。(ので11.6型のうわさも可能性は高い)。
- 価格は現行モデルより安くなる。(現行は14万8800円から)。
- NVIDIA MCP89チップセット。つまり最新の Core i ファミリではない旧型 Core プロセッサ。
- バッテリー駆動時間は現在 (最大5時間)より長くなる。
まずネットブックといえば、ASUS社のEeePCですよね。
なかでもMacBook Airをかなり意識したデザインの「EeePC 1001PX」は、今日現在でホワイトが29,800円、ブラックが31,633円です。
Eee PC 1001PX (Seashell)
おもなスペックは以下の通り
10.1型ワイド液晶/1,024×600ドット(WSVGA)
1.66GHz インテル® Atom™ プロセッサー N450
メモリ標準1GB/最大2GB
ハードディスク 160GB
バッテリー駆動時間:約4.4時間
質量約1.1kg
となっております。充分でしょこれ。ほかにApple製品になさげなところを挙げれば、SDHCカードスロット有り、USB 2.0ポート2基となっております。もちろんWebカメラも内蔵しており、ユーストリーム生中継にも充分使えるものですからスペック的に足りない部分はないかと思われます。(本来なら11インチ製品を挙げるべきかとも思いますがEeePCのそのラインナップは現在販売終了となっているようです。)
で、ASUS社の対抗馬といえばacer社です。しかしウェブサイトのつくりが悪すぎてスペック比較などする気も起こらないほど。まあこちらも似たようなもんではないかと思うのですけどね。
▼acer Aspire One 調査結果 >>
それでやっぱり本命対抗馬はソニーのVAIO Xシリーズになると思われます。僕はこれOEMでMac OS X載せてくれてもいいんですけどね(笑)ソニーストアで見ると89,800円から〜121,800円まで3機種。
VAIO Xシリーズ
SSDが64GBではさすがに使えないので128GBとなると、一番お高いモデルですね。そのスペックは以下の通り
11.1型ワイド 1366×768ドット
Atom Z550(2GHz)
メモリ2GB(オンボード)
SSD 約128GB(128GB×1)
無線WAN & GPS & WiMAX搭載!
バッテリー最長約20.5時間!
約1.080kg!(バッテリ装着時)
MacBook Airもこのあたりのスペックと価格帯で来るんでしょうか。他のMacBook系を見るかぎり、さすがにWiMAX搭載とかバッテリ駆動時間は及ばないような気がします。解像度も良くて1280×854程度ではないかと。あと、Apple為替レートの関係でもうちょっとお高くなるような(笑)
こうして改めて見るとやっぱりASUS Eee PC はコスパ高いですし、Mac使わないひとにはやっぱりVAIO Xしかないような気がしますけども(笑)ま、Apple好きな日本人にとって大切なのはMac OS Xの動くマシンがどれだけ小さくなるかということなわけです。
しかしホントの対抗馬はやっぱりApple自身のiPadではないかと思いますよね?テキスト打ったりtwitterやるなら現状のiPadでも充分なんですが、ブログを更新したりKeynoteを編集するとなるとやはりMacのほうが断然いいですよね。
あとハード特性からくる相性ではありますが、iPadはもう音楽制作には欠かせないものになってきていますね。仕事にも投入できます。逆にMacBook 13インチ程度の画面でLogic Proなどを動かすのはだんだん億劫に感じられるようになってきました。クリエイティブワークに関してはMacのほうが絶対的に有利だという思い込みも崩れてきました。そのへんも加味して10月20日に判断したいと思います。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2010年10月17日 14:11