TAMRON 18-270mm B008 ズームレンズ 開梱の儀
これまで僕がおそらく最も重宝したデジイチ用レンズが、世界最大ズーム倍率15倍を誇ったタムロンのB003です。
TAMRON AF18-270mm F/3.5-6.3 DiIIVC LD Aspherical B003
さて、そのB003がさらに進化してタムロン60周年記念モデルのB008となって先日発売となりました。18mm広角から270mm望遠までカバーする15倍ズームはそのままに、大鑑巨砲のような旧モデルとは見違えるほど全長も直径も大幅にサイズダウン。
タムロン 18-270mmF3.5-6.3 Di2 VC PZD B008
そりゃあもう買うしかないということで、早速アンボックス動画を撮ってファーストインプレッションです。
まあとにかく軽い。
そして二回りほど小さいし短い。
フィルター径が72mmから62mmになったことで経済的にも助かりますよね(小さい径のフィルターのほうが安めなのです)。B003では入らなかったカメラケースにも、B008装着時であれば入るようになりました。とにかくコンパクトになったことで、従来品よりもずっと出費は減ることになるでしょう。レンズ自体の価格差を考慮に入れても新モデルB008を買うほうがお得かと思います。
ダウンサイジング以外での基本的なスペックはさほど変わりがありませんけども、オートフォーカス用に超音波モーター(PZD/ピエゾドライブ)を配したことで静音性が格段に高まっています。手ブレ補正「VC」も相変わらずスゴイ。270mmだけあってここまで手ブレを防ぐのかと感心することしきりですよ。
そういえばB003のズームリングのように引っかかることなく(きっと不評だったんだろう)、B008では広角端からズズズーッと望遠端まで伸ばせます。こりゃ動画撮影時のズーミングにも充分使えますな。
「とりあえずの一本」でも良いし「はじめての一本」にしても良いと思います。高倍率ズームのコンデジ等に慣れた初心者などにはうってつけじゃないでしょうかね。僕はあまり外でレンズ交換などをしたくない派なので18-270mmというほぼ何でもカバーできてしまうこのレンズは有り難いです。それにEOS 60Dをビデオカメラ代わりに購入したばかりで、その用途とあいまってメインで使用する一本になりそうです。
タムロン 18-270mmF3.5-6.3 Di2 VC PZD B008
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2010年12月28日 03:53