CMOS 動体歪みを逆手にとった不思議なプロペラの映像
CMOSセンサー最大の欠点であるローリングシャッター(動体歪み)をうまく利用してトリッキーな撮影をした動画
映像記録の分野すべてに暗い影を落としているCMOSセンサーのローリングシャッター問題(iPhoneカメラのぐにょーん写真参照)。
もはや人類の発明史上最大の汚点といっても過言ではないですね。だってこの時代に記録された多くの映像はほとんどが動体歪みを生じているわけですからね。
しかし上手いことやる人がいるものです。
このローリングシャッターを逆手にとって、その忌むべき現象をさも高度なエフェクト処理したかのように、とても不思議な映像に仕立てあげた方がいらっしゃるようで。以下がその動画です。プロペラがすごいことになっとるでしょう?
てっきり飛行機のプロペラはローターに固定されてグルグル回転するものだとばかり思ってましてが、
プロペラは空から降って来るものだったのか!
映画に使用しても遜色ないクオリティと言われる、動画デジタル一眼レフの最高峰に立つ「EOS 5D MarkII」クラスのカメラであってもやはりこのローリングシャッター問題はつきまといます。飛行機での移動シーンで上出のようなプロペラだったら、首を傾げるどころかその後のストーリー展開に悪影響しか及ぼしませんよね(笑)
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2010年2月14日 09:50