タムロン超広角ズームレンズ TAMRON SP AF10-24mm F/3.5-4.5 Di II
タムロンのレンズといえば以前より15倍の望遠ズームレンズをお薦めしておりますが、今回は逆ベクトルで超広角ズームレンズを購入してみました。
▼TAMRON AF10-24mm F/3.5-4.5 DiIILD Aspherical [IF] キャノン用 B001E
ニコン用もあります。
▼TAMRON AF10-24mm F/3.5-4.5 DiIILD Aspherical [IF] ニコン用
APS-C専用レンズ。花形レンズフード付属、フィルター径は77mmです。レンズプロテクターとしてKenko 77S PRO1D プロテクター(W)ワイドも同時購入しました。
早速、原宿などで試し撮りしてきました。
広角端10mm(35ミリ判換算で16mm)というウルトラワイドですので、高層ビルを撮影したり、せまい路地でグラフィティアートを撮影するなどという場合は抜群に重宝しますね。
他のレビューサイトなんかでも書いてありますが、絞り解放のときはちょっとボヤっとした感じで写るので、F9くらいまで絞るといいかも。周辺の流れも自分的には許容範囲というか、超広角だと四隅のうち上2つは青空だったりすることが多いですから割りとどうでも良い気がします。動画だったらもうなおさらで、手持ちで撮影の動画なんかだと完全に問題自体が無効化しますしね。
トキナーとかシグマとかにも同クラスの製品はありますが、ことキヤノンユーザに関してはどうやら純正の「Canon EF-S レンズ 10-22mm F3.5-4.5 USM」と一騎打ちのような感じですね(俺調べ)。ただまあ、価格差がいかんともしがたく、純正だとおよそ二万円くらい実勢価格が高いわけです。この差は大きい。今日現在、同クラスではどの他社製品よりもタムロンが安い。
大きなサイズでプリントしたり100%大でPCモニタ表示するならともかく、ブログ掲載や動画素材として扱う用途ならあまり問題にならないなと感じました。それにズームレンズとはいえ18mm以上では他に使用すべきレンズは多々あるので、このレンズに関してはワイド端で飛び道具的に用いることが多くなるかと思ってます。となるとやはり、最安のタムロンのほうを選ぶのが必然というわけ。
というわけで気軽に超広角の世界を試したい方にはぜひお薦めしたい一本。
▼TAMRON AF10-24mm F/3.5-4.5 DiIILD Aspherical [IF] キャノン用 B001E
ちなみに競合製品との価格比較は以下の通り。安価ながらズーム倍率はタムロンがいちばん大きいことにも注目。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2010年2月28日 11:09