SONY NEX-5 / NEX-3 を銀座ソニービルでさわってきたよ
銀座のソニービル 4Fショールームにて、期待のミラーレス一眼 NEX-5 / NEX-3 をちょっとだけ触ることができました。
あまり深くつっこんで触っていませんが、その場に居合わせたひとたちの所感もあわせると、NEX-3のほうがボディの質感(表面処理)もホールド感も心地よいと思いました。
NEX-5のほうはシャッターボタンがちょっとしたスロープの上にありますが、NEX-3のほうはコンデジと同じようなボディ上面の平坦なところにポチっと付いてます。
触るのに一生懸命でろくに製品の写真は撮れてないのですが、こちらがNEX-5
どちらかというとα(一眼)というよりは断然サイバーショット感覚です。もっとはっきり言うと懐かしの「DSC-F505K」あたりを触ってるような感覚になったというか(笑)レンズに対して液晶の位置関係が光軸中心にないところなども感覚的に似ていますね。
液晶が動くのは非常によろしいですが、屋外用にはフード欲しくなるかもしれないですね。今のところEVF(電子ビューファインダー)の予定はないらしいですが、他の来館者の方々は口々にファインダー付けろと仰ってました。下の写真はホットシュー(というよりコネクター)にフラッシュを接続した状態。
このコネクタカバーが邪魔そうなんだけど、16mmレンズ用のファインダーはここに付けるんだよね??
Eマウントのキットレンズふたつとαマウントの単焦点が一個用意されてたので、みなさん熱心な表情で付け替えて撮ったりしてました。現状Eマウントはふたつしかレンズがないので、αマウントレンズ資産がある既存αユーザのほうが楽しめるカメラであることは間違いないです。
ショールームにはマウントアダプタも用意されており、自前のゾナーを装着してる方もいました。以下その動画。
しかしそんなでかいレンズ付けたらフロントヘビーすぎて三脚に立たないだろと思うんですが、マウントアダプター底面に三脚設置用のパーツがあるので、でっかいレンズのときはそこで支えることができます。
レンズ交換式カメラではありますがコンバーターレンズというのも二つ用意されてまして、16mmパンケーキレンズにセミフィッシュアイを装着して試してみました(写真なし)。まあレンズのほうは普通にセミフィッシュなのですが装着がとっても簡単で、ネジ切りスクリューマウントではなくバヨネット式。カチャっと軽い感触でマウントされます。これいいね。
あとですね、キットレンズ使用だとどうも動画撮影時にマニュアルフォーカスが効かないような気がします。職員の方にたずねたのですが「私も詳しくないもので」と言われてしまいました。一眼の動画で手動ピン送りできないとすると魅力激減じゃないかと思うんですが?そのへんは要追跡調査ですね。
全体的にボタン類の少なさゆえの使いにくさはあるかもしれません。一眼とはいえオート中心にコンデジ的な使い道になりそう。コンデジ感覚で一眼風味の写真を撮るという用途にはいいですね。そういう風にデザインされてると思います。たまたま居合わせたリコーGR DIGITALユーザの方は乗り換えたいと言ってました。
NEX-5 と NEX-3 ではよく見ると筐体も違いますし、触るとより差が歴然と判明しますので、スペックだけ見てネットで先走って買ってしまわずに、できるだけ実機に触れてからどちらを選ぶか決めたほうが良さそうです。
それにしても時折ビデオカメラさわってる感覚だったなあ。なんだろうこれは。液晶ビューカムか!?
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2010年5月14日 18:42