YouTubeでは毎分24時間分もの動画が投稿される
日夜ビデオを配信しているビデオブロガーとしては見過ごせない記事がありました。
5歳になったユーチューブ、いつ黒字に? お茶の間でテレビと同じように見られる日は来るのか JBpress(日本ビジネスプレス)
この記事によれば、1分あたりに投稿される動画の再生時間が24時間にものぼるとか。
また、ユーチューブには毎分24時間分の動画が投稿され、1日当たり46年分の動画が見られている。1人がこれまで投稿されたすべての動画を見るとなると1700年かかるという。
しかし、観られている量はそんなに多くはない様子。
一方でユーザーの1日当たりの平均視聴時間は15分。これは米国人の1日当たりのテレビ視聴時間、5時間と大きな開きがある。ユーチューブは今後もサービスを拡充し、より多くの時間を同サービスで過ごしてもらいたいと意気込みを示している。
これはCGM全般の特徴でもありますが、やはりマス向けではなく友人知人に向けた内容が多かったり、いかに優れた作品でもPR力が不足しているということでしょう。
(最後まで見せきれる面白さも含め)長尺の動画が少ないという点も大きいかと思います。ちなみに私個人の見解としては、大半の素人動画は90秒以内にオチが見えないと飽きますね。
またこのデータからは、より多くの視聴数を集めるには単にYouTubeに投稿するというだけでは不足だという推測もできます。バズを産むには、既に多くのユーザを獲得したメディアからの誘導もしくはエンベッド、さらにはマスメディアも利用しての集客が必要ということかもしれません。
それにしても米国人は5時間もテレビを観るのですか。なんと暇なひとたちだ(笑)羨ましくもあります。
iPhoneのようなデバイスではWeb動画の視聴に向いているとは言い難いですが、まもなく日本でも発売される iPad では、動画を視聴するのにとても適しているように思います。また、電子書籍への埋め込みによって、より重要性は増すかもしれないですね。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2010年5月25日 02:52