夏の虫のランチタイム
石神井池のほとりに一本だけとっても甘い匂いのする樹があるんだよ。そこに行ってみてごらん。
このクヌギの樹だけは昔から泉のように樹液が湧いてくるんですよ。白く見えるのは泡立っているから。そこにコガネムシやゴマダラチョウやハエや蛾やスズメバチやカブトムシやクワガタムシやその他よくわかんない虫たちがわんさか集まってくるんだよ。
(それにしてもiPhone 4のビデオカメラは綺麗に撮れますね)
石神井公園内の歩道のすぐ脇にあるもんだから、カブトムシなんかは見つけた子供がすぐ捕まえていっちゃうんでよほどタイミングよくないと見かけませんね。この樹だけで三匹捕まえた年もあったんだけどね。
まあとにかくこの樹は、人間の僕でも幸せになるくらい甘い甘い香りを発散しているんです。虫なんて見なくてもいいのについつい足をとめてしまうのです。そして三脚にオシッコをかけられました。蜜みたいなねっとり系のやつでした。それにしてもゴマダラチョウの樹液の吸い方はアグレッシブだね。蝶ってのはもっとエレガントな生物かと思ってたけど、こいつらもし放射能で巨大生物化したらぜったいにヤヴァイ存在だと思った。だから核兵器は絶対反対です。改めてそう願う戦後65年目の夏であります。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2010年7月20日 02:34