ネットで必要なのはラオウではなくトキの北斗神拳
勝間さんの書籍に対するAmazonのレビューが荒れてるということで、それはもうシステムの不備が生んだ不幸というより他ないんですが「アマゾンのレビューが荒れやすい理由への考察?そしてアマゾンの対応についての報告」を読むと、この考え方や対応だとアンチは減らないかもしれないなと思う次第です。
前にイベントで副島さんと、「僕はできてないけど」とした上で「アンチも味方につける」ことができたら本当はいいんだよねという話をしたんですよ。都合の悪いひとたちが現れたからちょっと行って成敗してくるというのはネットでは無理ですし、それはアメリカが戦争やる理由にも近いものを感じますよね(笑)
それで、ネットではどういう力が必要かというと、トキの北斗神拳だと思うんですよね。
トキ (北斗の拳) — Wikipediaより
トキが持つ北斗神拳の特性は、ラオウやケンシロウの拳質が闘気を前面に押し出す「剛の拳」なのに対し、静水の如く拳を受け流して隙を突く「柔の拳」にある。
これだけだと一般にスルー力と言われるものにも近いですけども、トキがすごいのは次の部分
「剛の拳」を食らうと激痛の後に絶命することが多い。しかしトキは、その慈悲深さから北斗神拳の奥義を使用する際に、快感を感じさせ苦痛を与えない経絡を突く、又はそのような快感を引き起こす技を使う。トキの、この方法で放つ北斗神拳を「北斗有情拳」という。
ネット、特にツイッターのようなメディアをうまく活用している企業やタレント、政治家などはこのへんがいつも上手いなと感じます。アンチがやって来てもいつの間にかファンになってるみたいな。
成功者がいるとすぐ蹴落とそうとする人が出てくる今の状態も考えものですが、それはそれとして、もっとやりようはあるんじゃないかなと思います。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2010年8月19日 05:36