日本語版ソフトウェア詐欺かと思った
もともとオンライン配布のみでひっそり流通していたシェアウェアも、人気に火がついて有名になったりすると、お金もうけを企むひとがわんさか寄って来るようですね(笑)
僕は以前から、あるシェアウェアが欲しいと思い続けているのですが、価格があまりにも高い(それを使用することでペイできるというものでもない)のでなかなか購入に踏み切れずにいました。
ちなみにそれは英語圏のシェアウェアで支払いはドル建てです。
今年に入ってその新バージョンが公開されました。
とほぼ同時に日本の商社と日本のソフトウェアベンダーが絡んだ「日本語版」も発売されました。オンライン配布ではなくパッケージソフトとしての提供になっています。
もちろん一番の売りは日本語化されている点。
価格的には英語版を英語サイトからダウンロード購入するほうが断然安くて、日本語パッケージ版はその二倍近い価格となっています。もちろん日本語化の手間やDVD-ROMを流通させるコストなどを載せることが悪いとは思いません。倍近い価格になる場合も多々あるでしょう。
が、
さっき気付いてしまいました。
英語サイトにてオンライン配布されている英語版、30日トライアルとして試用できるのでダウンロードしてみました。
あら?
てっきり英語版だと思ってたら、すべて日本語表示になっています。OSの言語によって変わるマルチリンガル仕様?
これって日本語版いらなくね?
ローカライズ作業が不要ってことですよ?一体どこのコストがかさんで二倍近い価格になるのやら。商社やソフトウェアベンダーが絡んで価格倍増するほどマージンとるの?
印刷された日本語マニュアル付き?日本語での手厚いサポートもあるの?だから高額になると?
うーん、もともと動画のヘルプ付きだしシンプルなソフトだしUI設計も優れてるのでそういうの不要にも思う・・・なんだろうこれ。ほとんど詐欺じゃないかと思えてきた(笑)
もちろん日本語ローカライズされたパッケージソフト全般が悪いということではないです。そういう事例があったというお話でした。ちゃんと調べて賢い選択をしたいものですね。
追記:上記の例ではかなりアバウトに1ドル=100円くらいで考えてましたが、本日の為替レート84円で換算すると倍近くどころか二倍をはるかに超える価格となっておりました。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2010年9月 6日 02:17